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早慶とMARCHで卒業後の就職先の違いや年収の差をマナビバが比較!

「早慶」や「MARCH」など有名な大学の卒業生は、どんな所に就職しているのでしょうか。

また、年収はどのくらいあるのでしょうか。

こういう素朴な疑問は、学歴社会と言われる世の中で、多くの人が「実際にはどうなんだろうか?」と気にかけたことがあると思います。

そこで今回は、早慶やMARCHの代表的な就職先を見ながら、それぞれの卒業生たちの年収と、その年収の差がどれくらいあるのかについて、マナビバが比較し、解説します!

卒業生の就職先トップ10

<早稲田大学>

順位就職先人数
1位NTTデータ87人
1位アクセンチュア87人
3位国家公務員一般職65人
4位東京海上日動火災保険64人
5位楽天グループ62人
6位富士通60人
7位PwCコンサルティング59人
8位NEC58人
9位野村総合研究所51人
10位三井住友銀行47人

早大では、NTTデータとアクセンチュアが87人で1位、国家公務員一般職が65人で3位でした。コンサルティング業界とIT業界に加え、公務員の就職が伸びています。

この結果には、コロナ禍が少なからず影響を与えているようです。不確実性が高まる中、個人としての能力を高められる環境で働きたい、と考える学生が増え、ここ数年、コンサルティングやITの企業に人気が集まってきています。

また公務員については、民間企業への就職よりも安全志向が強まった学生が増えていることがうかがえます。

4位は東京海上日動火災保険、5位に楽天グループ、6位には富士通がランクインしています。例年、これらの企業は多少の順位の変動はあっても、いつも上位に顔を出す人気の企業です。特に楽天グループ人気は、早稲田大学に限らず多くの有名国公立大学や私立大学で見られる傾向です。

ほかには、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそなグループ、SMBC日興証券などの金融、NEC、三菱電機、日立製作所などの電機が強いのも早稲田大学の特徴です。

全体的に就職先が多岐にわたるのが早稲田大学の印象です。

<慶應義塾大学>

順位就職先人数
1位慶應義塾97人
1位アクセンチュア88人
3位PwCコンサルティング83人
4位楽天グループ76人
5位三菱UFJ銀行69人
6位NTTデータ58人
7位野村総合研究所49人
8位ソフトバンク48人
9位東京海上日動火災保険47人
9位三井住友信託銀行47人

慶應義塾大学の就職先は、1位が母校の慶應義塾でした。就職者数が97人とかなり多く、学校職員という働き口は就労環境が比較的充実し、業務内容も安定していることを考えたものと推測されます。

2位はアクセンチュアで3位はPwCコンサルテイングとなりました。これは早稲田大学と同様に、これまでの金融系や商社よりも時代の影響を受けてコンサルティング業界への就職を希望する人が増えてきている表れと言えます。

例年の野村総研の他、ベイカレント、アビームなどのコンサルティングや、トーマツ、あずさなどの監査法人への就職は、早大よりも強そうに見受けられます。

三菱UFJ銀行、東京海上日動火災保険、みずほ銀行、大和証券、野村證券など金融系への就職も大きく減ることはなく、例年通りで上位に入ります。仮にトップ10に入らなくても20位以内や30位以内にはランクされているのがこれらの企業です。

慶應義塾大学の進取かつ十分に勉強する学風はビジネスエリートの輩出につながり、今後はコンサルティング業界に慶應学閥の系譜が築かれていきそうです。

 

<明治大学>

順位就職先人数
1位教員95人
2位東京都特別区85人
3位国家公務員一般職68人
4位日本郵政グループ39人
5位みずほフィナンシャルグループ37人
6位富士通31人
7位大和証券グループ30人
7位りそなホールディングス30人
9位日本電気(NEC)29人
10位東京都庁28人

明治大学は教員に東京都職員、国家公務員がトップ3です。

また保険、銀行、証券などの就職者が多いのが特徴です。この理由として大学のカリキュラムの中で実践的な金融知識を学べるコースもあり、就職後に即戦力として期待できるということも挙げられます。

理系はSCSK、TIS、富士通、日立等で、顧客のITシステムのコンサルティング・設計・開発・運用を一貫して請け負う事業(SIer業界)への就職が多いのも特徴です。

<青山学院大学>

順位就職先人数
1位教員87人
2位日本航空39人
3位全日本空輸35人
4位三菱UFJ銀行28人
5位楽天23人
6位野村證券22人
7位あいおいニッセイ同和損害保険20人
8位三井住友海上火災保険19人
8位三井住友銀行19人
10位東京都特別区18人

青山学院大学は日本航空と全日本空輸が上位に来ており、その中でも女性比率が高いことから、CAやグランドホステスなどの仕事に就きたい学生が多いと考えられます。

実際、CA就職の講座が開かれていたり、航空のインターンがあったりと学内でのサポートも非常に充実しています。

理系に関しては明治大学と同様にTIS、SCSK、NTTデータなどのSIer業界への就職が多いです。

全般に金融系が上位に入っているのも特徴です。

<立教大学>

順位就職先人数
1位東京都特別区48人
2位三菱UFJ銀行30人
3位全日本空輸28人
4位日本航空25人
5位りそなグループ23人
6位三井不動産リアルティ21人
6位国家公務員一般職21人
8位三井住友海上火災保険20人
9位あいおいニッセイ同和損害保険18人
9位日本生命保険18人

立教大学も青山学院大学と同様にCAの内定者が多い傾向にあります。

その他、日本IBMやアクセンチュアなど外資系IT企業への就職者も出しており、理系学生の就活でも競争力があります。下地として英語に強い立教大学の卒業生、という印象があります。

さらに銀行、保険、証券など金融系の大手への就職も強く、公務員も例年上位に入っています。

どの業界にもバランスよく卒業生を輩出しているのが立教大学の特徴です。

<中央大学>

順位就職先人数
1位教員90人
2位国税庁38人
3位東京都庁30人
4位大和証券グループ本社29人
4位JR東日本29人
6位三菱UFJ銀行28人
7位ニトリ27人
8位りそなホールディングス24人
9位みずほフィナンシャルグループ23人
10位第一生命保険20人

中央大学は国家公務員になる学生が多い他、証券・銀行・保険の内定者も多いです。

理系就職ではNECやパナソニックなど大手メーカーやSIer、その他東京都教育委員会への就職も多く見られました。

難関校、上位校の中で地方出身者が多く、キャンパスも東京郊外にあったためか、真面目にコツコツ取り組む学風が就職先にも表れています。

<法政大学>

順位就職先人数
1位東京都特別区64人
2位公立教員39人
3位りそなグループ30人
4位オリックスグループ27人
5位JTBグループ25人
6位私立教員23人
6位富士ソフト23人
8位三井不動産リアルティ22人
8位野村證券22人
10位国家公務員一般職21人
10位三菱UFJ銀行21人
10位千葉銀行21人

法政大学は公務員、教員、銀行、証券、ITなど幅広い内定先があるのが特徴です。

理系に関してはデザイン工学部はゼネコンに強く、その他の学部は楽天、サイバーエージェント、ソフトバンクなどのIT企業、山崎製パン、J−オイルミルズなどの食品メーカーの就職実績がありました。

中央大学と同様に地方出身者が多く、Uターン就職を選ぶ学生が例年一定数います。また地方の公務員になる人たちが全国中に散在していくのも特徴です。

<有名400社実就職率ランキング>

順位大学名実就職率
1豊田工業大学56.8%
4慶應義塾大学44.2%
11早稲田大学34.0%
25明治大学24.2%
29青山学院大学22.1%
31立教大学21.2%
37中央大学19.4%
43法政大学16.7%

早慶、MARCHの全ての大学が50位以内にランクインしており、慶應義塾大学は44%以上が、早稲田大学は34%以上が、MARCHは16〜24%が有名企業に就職しています。

ここでいう有名企業とは、日経平均株価指数の採用銘柄や会社規模、知名度、大学生の人気企業ランキングなどを参考に選定された企業のことです。

知名度が高く規模が大きい企業は、売上高が大きい分、従業員への給与も高額になる傾向があります。

早慶・MARCHで就職先の違いは?

結論から言えば、「早慶は入りたい企業に就職できる確率がMARCHより高い」と言えます。

例えば、早慶の学生とMARCHの学生たちがある特定の企業の採用試験に参加して、その結果、誰が採用されているのかを考えると、それは早慶の学生が採用されている確率が高いということになります。

また、国立は旧帝国大学と一橋大学と東京工業大学に神戸大学の10校から採用し、私立からは早慶の2校だけしか採らない、あるいは早慶上理の4校からしか採らないと決めている企業もあります

このような実情があると、やはり早慶に行けるなら早慶に行くに越したことはありません。

ただし、ほとんどの企業は、同じ学校の人ばかりに偏らないよう配慮していることや、最低限の学歴フィルターを通過したらもう出身校について問わないとする企業も多数あります。

このような就職のランキング全体を眺めると一つの傾向が見えてきます。

それは、早慶、MARCHとも、卒業生の進路に大きな偏りが見られず、様々な企業・団体で活躍しているということです。

どんな分野の仕事でも一定レベル以上の成果を出せるようなバランスの良い優秀な学生が揃っているという証拠です。そして企業側も学校を見ているのではなく、その人物がどういう人かを見ているのは確かです。

ランキングが変動するのは、基本的に前年度に同じ学校の出身者が多めだった場合に企業側が少々の調整をすることも大いに有り得る、という見方もあります。

企業を選ぶ学生たちの、その年の指向だけで決まるワケではなく、企業側も学生を選んでいることを忘れてはいけません。

早慶・MARCHで年収の差は?

「早慶」と「MARCH」は受験の難易度に差がありますが、卒業後の年収にも差があるのでしょうか?

30歳時での年収を見てみましょう。

<早慶卒業生の年収>

大学名平均年収(30歳)
慶應義塾大学632万円
早稲田大学572万円

慶應義塾大学と早稲田大学とを比べると、年収で60万円の差があります。

ここで早慶両校の平均年収を算出するには、本来は学生数の違いを計算に入れなければいけませんが、今回は大まかに600万円くらい、としておきましょう。

また、生涯賃金は、「一部上場企業に就職できた人」の平均で算出たれたデータを見ると、早稲田大学が3億8785万円、慶應義塾大学が4億3983万円です。

<MARCH卒業生の年収>

大学名平均年収(30歳)
中央大学531万円
明治大学524万円
青山学院大学510万円
立教大学504万円
法政大学482万円

MARCHの5大学の年収については、ちょうど真ん中の青山学院大学が5校の平均年収で約510万円です。

参考までに、受験で中堅上位に位置する「日東駒専」の卒業生の平均年収は約450万円でした。

年収については、上記のように慶應義塾大学早稲田大学との間でも60万円の差があり、早稲田大学とMARCH最上位の中央大学とでは40万円の差があります。慶應義塾大学と法政大学との間では150万円の差がついています。

実は、この年収の差はこれだけにとどまらず、もっと大きな開きがあります。

これらのことを加味すると、実際には「一部上場企業に就職できた人」以外のところで大きく差ができているのがわかります。

また、早稲田大学や明治大学、中央大学、法政大学の学生数は5万人で、慶應義塾大学の学生数は3万人です。学生の人数に差があると、中小企業への就職者やフリーターの人数もマンモス大学の出身者がそれだけ多くなると推定され、生涯賃金の差はもっと広がることになります。

まとめ

今回は、「早慶とMARCHで卒業後の就職先の違いや年収の差をマナビバが比較!」のテーマで書き進めました。

就職先については、

  • 早慶出身者のほうがMARCH出身者よりも希望する就職先に行ける確率が高い
  • 学歴フィルターにより私立は早慶だけ、または早慶上理だけ採用する企業もある
  • 早慶もMARCHも基本的には学歴フィルターを通過できている

年収については、

  • 早慶出身者は30歳で600万円前後に達する
  • MARCH出身者は30歳で平均500万円強くらいになる
  • 慶應出身者は医師や官僚や外資系企業など高額所得者が他校より多い

などがわかりました。

早慶出身者は就職でも年収でもMARCHよりいい待遇のようです。

全体としては、MARCHも含めた難関大学出身者は就職活動を優位に進めて中堅上位クラス出身者よりも高い年収を得ている、と言えます。

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