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高校受験における裁量問題と傾斜配点を解説!札幌市の傾向などをマナビバ調査!

北海道の公立高校入試を受ける方なら誰もが聞いたことがあるであろう学校裁量問題と傾斜配点という言葉。

実は令和4年度の入試からは学校裁量問題は廃止されることが決まりましたが、中には自分が受ける時はまだ裁量問題がある…という方もいるのではないでしょうか?

今回は札幌の公立高校入試対策となる情報をレポートしていきます。

高校入試の裁量問題とは(学校裁量問題)

この仕組みが導入される前の公立高校入試問題はさほど難易度の高いものではありませんでした。

そのため、勉強が得意な成績上位の受験者ばかりで合格の定員が埋まってしまい、その結果、読み間違いや書き間違いなどのたった1回のケアレスミスによる失点でも不合格になってしまう受験者が出てしまっていました。

その流れを解消するために導入されたのが“学校裁量問題”です。

学校裁量問題とは、公立高校入試のテスト科目である国語・数学・英語それぞれの内容に難易度の高い問題をいれるという仕組みのことです。

その問題では暗記などで解答できるものではない、「思考力・応用力」が重視されており導入するかどうかは各学校の判断に委ねられていました。

この仕組みは北海道内の公立高校で導入されており、2009年に始まりましたが、2022年(令和4年度)から廃止されることが決定しました。

ただし、廃止されると言っても受験問題のレベルを落とすということではなく、基礎、思考力、判断力、表現力といった内容が問われる問題をバランスよく出題し、北海道内全ての高校入試で同じ問題が出されるようになります。

高校入試の傾斜配点とは

傾斜配点とは、特定の科目の得点を2倍などにして高くすることです。特にその学校が重視する科目や学科、学部ごとの科目が高い配点にされることが多いです。

例えば、国語・数学・理科・社会・英語の科目で通常各50問1問2点で100点満点のところ、英語だけ1問の点数を上げ200点満点にする、ということです。

その科目により強い受験生を合格させるためのもので、高校入試や大学入試でも導入されています。

北海道の公立高校入試の傾向と対策

では北海道の公立高校で行われる入試の傾向と対策を見ていきましょう。

令和3年度の入試で学校裁量問題を導入することになっているのは以下の学校です(石狩学区)(学科や科目が掲載されている学校は傾斜配点も導入されています)

先程ご紹介した通り、北海道の公立高校では入試に裁量問題を導入している高校が多いです。

そのため、一部は応用力が試される難しい問題があることが予想されますが、まずは基本的な学力が必須となります。教科別にまとめました。

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国語

例年、漢字や熟語の構成・文法・表現技法の基礎問題が出題されています。

漢字は同音異義語や形の似た漢字、四字熟語、部首に注意が必要です。

文法や敬語についても、教科書や参考書でしっかり復習しておくと安心です。また発表原稿の空欄補充など、表現についての記述問題も出題されていますので、資料を参考に、伝えたいことを文章にまとめる練習をしておきましょう。

小説や論説文では、制限文字数が70字程度の記述問題が出ることもあります。特に北海道では記述問題が多いと言われています。設問の条件を満たしながら、制限文字数内にまとめる練習をしておきましょう。日頃からこまめに辞書を引くことで語句や表現が身に付きます。

数学

試験の前半は全範囲からバランスよく出題される基礎問題となっており、教科書で基礎をしっかりと学習しておく必要があります。

関数の問題では、2乗に比例する関数についての出題が多い傾向にあるので、関数の式の求め方や、放射線のグラフについて理解しておきましょう。

平面図の問題では、毎年証明の記述が出題されている傾向にあります。三角形の合同条件や相似条件、図形の基本性質、基本的な作図の方法を覚え、証明の記述の仕方の練習を重ねておきましょう。

裁量問題では関数や図形といった分野で応用力が必要とされる少し難しい問題が出題されているので、何度も練習して思考力をつけておきましょう。

社会

例年、分野融合1題、歴史的分野、地理的分野、公民的分野から各1題の構成となっています。

広い範囲から出題されているので、3年間の内容をもれなく復習しておきましょう。

歴史的分野では広い年代の略年表を使った問題が頻繁に出題されています。歴史的に重要な事項がいつ起こったか、正確に覚えることでその他の問題の時にも役立ちます。

理科

小問集合問題では、重要語句の空所補充問題と計算問題が中心となっています。予想外の知識が問われることもある上配点も大きいので教科書はすみずみまで勉強し基本を理解しておきましょう。

また観察や実験の結果から考察させつ問題が多く出題されています。授業や教科書で扱う実験観察から得た結果から分かったことは何か、考察力や思考力を養っておくことが必要になります。

全体的に、計算問題や完全解答の問題が多く出題されていますので、教科書レベルの基本的な知識、重要語句の暗記は正確にしておきたいところです。

英語

文法問題、長文読解2題、リスニングの合計4題の構成となっていますが、
一部の学校では文法問題の代わりに裁量問題が出題されます。

文法問題は空所補充と並べ替えの英作文、長文読解は説明文・対話文、リスニングは記号選択問題が出題される傾向にあります。

文法問題の代わりに出題される裁量問題では、読解問題とテーマ英作文が問われます。

読解問題は、中学で習う語彙、文法で解ける問題です。
テーマ英作文では24語以上の英文を記述します。

裁量問題の対策としては、英作文の練習をしておくことです。過去に出題されたテーマについて作文を作ったり、自分の考えを自由に作文にできる力をつけておくと心強いです。

まとめ

裁量問題が高校受験にあるという方はしっかりと傾向を把握して対策をしておきましょう。

自分が受験する年には既に廃止されているという方でも、今後新たな問題が作成されることになるので目を通しておくと良いかもしれません。

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