学校の部活動に属さず、学校が終われば帰宅する帰宅部。
日々の自分自身の生活が充実する一方で、部活での友情や絆がないという難点があります。
入りたい部活がなかった、部活にそもそも入りたくないなど帰宅部になる理由は人それぞれですが、部活をしなかったことを大なり小なり後悔している人も数多くいます。
そこで今回は帰宅部となり後悔することのベスト5をご紹介して行きます。
帰宅部となったことでどのような後悔があるのか。マナビバが紹介いたします。
帰宅部で後悔することベスト5!
帰宅部で過ごすことで後悔することのベスト5はこの通りとなります。
- 青春時代の思い出ができない
- 友達ができにくい
- 運動不足になる
- 熱中できるものを共有できない
- 面接の時に響く
なぜ、この5つで後悔するのかそれぞれご紹介して行きます!
①青春時代の思い出ができない
帰宅部で後悔することの1番の理由として青春時代の思い出ができないということです。
部活動ではみんなで一つの目標に向けて取り組むこと、多くの仲間と時間を共有して頑張ることで青春を謳歌しますが、帰宅部は部活動に属さず過ごすことにより、このような体験ができずに3年間を過ごす事となるのです。
後々になり、部活に取り組んできた人から思い出話を聞くことで、部活に入っておけばよかったと後悔する帰宅部は非常に多くいます。そしてみんなで頑張っておけばよかった…という後悔もします。
部活で同じ目標に向けて頑張ったという青春時代の思い出ができないことは多くの人の後悔ポイントの一つとなります。
②友達ができにくい
帰宅部で後悔することの2つ目として、友達ができにくいことが後悔する事となります。
同じポジションのライバルと切磋琢磨して仲良くなったり、何かに熱中する仲間ができたりという経験も部活に入っている人ならではの経験です。
それは学校に通っているだけでは得られることのない友人として一生の友達になることもたくさんあります。
その一方で、部活に入らず帰宅部で過ごす事で他のクラスや、他の学校の人とも関わることは少なくなります。
そもそも、帰宅部の人数自体が多くないため、帰宅部同士で意気投合して仲良くなることは難しいといえます。
仲良くなることはあっても人数自体が多くなく、共有できる人数も多くありません。
そのため、帰宅部で過ごすことの後悔の二つ目に友達を作りにくいということが挙げられます。
③運動不足になる
帰宅部で後悔する事として運動不足も3つ目の後悔ポイントとなります。
学生時代の部活はかなりの運動量となるため、帰宅部の人はその人たちと比べると運動量も筋力も大きく差がついてしまいます。
体育の授業だけでは一週間に2時間程度なので、運動不足は賄うことができず、運動不足となる方が数多くいます。
どうしても、運動が苦手な方だと部活に入ることを躊躇する人もいるかと思いますが、大人になってからは元々の運動習慣がないためにさらに運動不足が加速します。
部活動に属して、学生時代に運動する習慣を作っておくことで運動不足、筋力低下を防ぐこともできます。
運動不足であの時運動しておけば…と後悔することも帰宅部で後悔する事となります。
④熱中できるものを共有できない
熱中するものを友達と共有することができないことで帰宅部であったことを後悔する人が多くいます。
部活動に属し、同じ学校に通う友達と同じものに熱中して共有していく事となり、部活動以外の時間も密度が濃いものとなります。
大会出場を目指したり、優勝を目指したりするために努力したことは後でとてもいい思い出になるのです。
しかし、帰宅部の場合は部活動でしかできない人付き合いもなく、関わりも限定的になります。そのため、何かを共有したくてもできる人がなかなかいないのが実情です。
部活動で経験することは後々思い出となり、部活動を行う醍醐味の一つとなるのですが、帰宅部は熱中するものを周りに共有することができないことから後々加入するべきであったと後悔することにつながります。
このように熱中したものを共有できないことも帰宅部だったことを後悔する事となります。
⑤面接の時に響く
面接で帰宅部であることが響くこともあり、その時に帰宅部であることを後悔することがあります。
学生時代に部活で活動することで得られたことが非常に就職活動でも優位に立つことができます。
例えば、サッカー部やバスケ部であればチームワークや協調性などの成長、野球部は上下関係や仲間の大切さなどを学ぶことができます。
そして、そこで得たものにより精神的に大きく成長することができます。
そこで何を学んだか、何を経験したかによって就職時に経験、得たこと、努力したことを語ることが可能となります。
このように部活動は人間関係、上下関係も含めて学ぶことができる大人への成長のため大切な機会の一つとなるのです。
一方、帰宅部であればこのような経験がないまま過ごすことになるため、何に力を入れていたのかを答えることが難しくなります。
今は楽だとしても社会人になるとき、そして社会人になってから上下関係、人間関係について初めて経験するため、苦労し帰宅部であったことを後悔することとなります。
だけど…帰宅部は1番人気?
入らずに過ごし後悔することも多い帰宅部ですが、実は近年一番人気の部活でもあります。
バイドゥ株式会社が10代の男女2690人に入りたい部活のアンケートを行ったところ、なんと1位は帰宅部という結果になりました。
参考資料:令和の部活事情
30代以上の方であれば、部活は入るのが当たり前と思っていた人も多いため、近年の部活事情に驚く方も多いかもしれません。
さらに令和元年のスポーツ庁の調査で全国の中学2年の男女100万人の調査結果によると、帰宅部は男子が15%、女子が11%という結果となりました。
運動部には7割ほどが加入しておりますが、全校生徒の1割が同じ部活ということはなかなかなく、帰宅部の比率が一番高いと言えます。
加えて、高校生はそれ以上に帰宅部が多く、約2割が帰宅部に属しているという結果も出ています。
理由として少子化の影響で生徒が集まらなくなっていること、顧問の先生が競技未経験者で上手な生徒はクラブチームに流れてしまうことなどが帰宅部が増えている理由として挙げられます。
また、部活に没頭はせず、プライベートを大切にしたい学生が増えていることも理由となります。
その結果から、近年の部活動では帰宅部が一番人気という結果につながっています。
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まとめ
今回は帰宅部で後悔したことベスト5をご紹介して行きました。
同じ目標に向けて取り組んだり、何かに青春を捧げるという経験は学生時代でしかできない貴重な経験であります。
一つのことに向けて取り組むという経験は困難も多いですが、充実感、達成感もあり大人になった時も思い出となるものです。
そして、自分自身のかけがえのない財産となり、一生の思い出にもなります。そのため、部活動への加入に迷っている人は是非入るべきです。
部活動に属さないことも自分自身の選択として一つの手ですが、成長して大人になったときに後悔することもあることを覚えておきましょう。
部活動に入るか迷っている人はこれを見て参考に、そして後悔したことがある人は是非これをみて共感してみてください。