学生生活を充実させるための手段の一つと言える部活動。運動部、文化部と分かれて、部活動によっては日々長時間にも及ぶ練習を行っている部活もあります。
その一方帰宅部と呼ばれる学校が終われば帰る人もおり、その割合は中学生で約15%、高校生では約20%と一定数いるのも統計からも明らかになっています。
その帰宅部の人たちは入らないことによりどのようなメリット、デメリットがあるのか。
今回詳しく解説していきます。
部活動に入る意味はあるのか
部活動に入る意味は間違いなくあります。
部活に入ることにより、
- 上下関係や礼儀・マナーが身につくこと
- 同じ目標を持って取り組む仲間ができること
- 継続力・忍耐力が身につくこと
この3点は人生においても大きな意味を持ちます。
これ以外にも多くのメリットがあり、部活で取り組むことは学生生活だけでなく将来生きていく上で財産となるものです。
皆で何かの目標に向けて取り組んだり、上下関係を学んだりすることは部活動に入ることで得ることができるものとなります。
以上の内容から部活動に入らないと得られないこともたくさんあり、部活動に加入する意味というものはあるといえます。
ただ、部活動に入らない人も一定数いることも事実です。部活動に加入しないことのメリット、デメリットを紹介していきます。
帰宅部になることで後悔することのベスト5と、帰宅部であることで劣等感・コンプレックスを感じるのかについてそれぞれ解説しています!
部活に入らない場合のメリット
部活動で活動していくことも良いですが、部活に入らない時のメリットとして大きくこの3つとなります。
- 好きなことに打ち込める
- 自由に過ごせる
- 長時間勉強ができる
好きなことに打ち込める
部活動に入らずに好きなことに打ち込む時間ができることはメリットです。
強制的に加入しなければならない場合は別ですが、そうでない場合は自分自身のやりたいことに打ち込む時間に当てることが可能となります。
例えば、絵が好きでも美術部がなければ自分自身で絵を描く時間に充てても良いですし、サッカーや野球を本格的にやりたい場合はクラブチームや硬式野球チームでより打ち込むという方法もあります。
また、プログラマーを目指す方なら自宅で練習をしても良いですし、習い事としてプログラミングを覚えるのも可能です。
以上のように好きなこと、打ち込みたいことに取り組む時間があるのが部活に入らないメリットの一つ目となります。
自由に過ごせる
部活に入らない場合は放課後は自由に過ごすことができるのもメリットの2つ目となります。
お友達と楽しく過ごしたい方や、集団で行動したくない人、趣味を充実させたい人などにはメリットと感じます。
自由ゆえに自分で勉強時間を作って取り組むこともできますし、今日はゆったりしたいという日はゆっくりと過ごすことも可能になるため、放課後の時間を自分の時間に当てることが可能となります。
毎日の部活の練習漬けの日程など束縛をされたくないなどは自由に過ごすことができるのでメリットとなるといえます。
長時間勉強ができる
放課後から勉強時間に充てることができるのもメリットになります。
部活の後となると夜しか時間を作ることができませんが、帰宅部の場合は家についてから勉強に充てることが可能になります。
塾に通うときも部活や曜日を気にせずに自由に通塾することも可能です。
皆が部活に打ち込んでいる間に勉強時間を確保して学力向上に充てるチャンスになるともいえますし、その積み重ねで将来の目標に近づくこともできるため、勉強時間に充てることができるのは大きなメリットになります。
部活がないことを生かして勉強時間を増やすことが可能であることが3つ目のメリットと言えます。
帰宅部で勉強は効率良いのか、そしてメリットとデメリットを解説しています!
部活に入らない場合のデメリット
部活に入らないことはメリットもありますが、デメリットも何点はあるものです。
今回は大きくこの3点のデメリットについてご紹介していきます。
- 気が緩んでしまう
- 目標、張り合いがない
- 上下関係ができにくい
気が緩んでしまう
気が緩むことが多いのが帰宅部となるデメリットの一つです。
部活生は普段の部活の練習時間や、帰ってからの勉強時間に時間制約があるため、短い時間で集中して取り組むことが習慣化されており、短期集中で取り組むことが可能な人も多くいます。
部活生と異なり時間制約がないため、効率よく進める必要もなく気を緩めてダラダラと何事も進めてしまいがちです。
のんびり進めてしまい、スケジュール管理をせずに進めることとなるため後回しにしたり、集中力を欠いた状態で進めたりと効率よく取り組むことなく進めることとなります。
せっかく時間があるのであれば集中して取り組むことで部活生に差をつけるチャンスになるにも関わらずもったいないとも言えます。
このように、気を緩めて何事も進めてしまうことがあるのがデメリットの一つ目となります。
目標、張り合いがない
毎日の生活で目標や張り合いが生まれにくいのもデメリットとなります。
張り合いがないことで日々の生活をなんとなくで過ごしてしまったり、熱中して過ごすことのできるものがなく、毎日の生活に張り合いや目標がなかなか生まれません。
その場合の対処法として、入りたい高校、大学を探したり、将来の夢を見つけるのが一番良い方法です。
その目標に向けて取り組むことになりますし、何をしなければならないのかなどについて明確に設定をすることが可能となります。
何かに向けて取り組むことは今後の人生の財産にもなりますし、頑張ったことは無駄になりません。
何か目標を見つけることで自分自身のやりたいことも見つかるのでおすすめの対処法です。
自分で目標に向けて取り組むなどのことをしない場合、目標や張り合いのない日々になるのはデメリットになります。
上下関係ができにくい
部活に入らないことにより上下関係ができにくいこともデメリットになります。
先輩との付き合いがあれば礼儀・礼節を学ぶことにもつながりますし、上下関係を学ぶことができます。
さらに、先輩がいることで過去の試験問題をもらえたり、進路相談として生の声を聞くことができるなどのメリットを得ることができます。
しかし、部活に入らないことでそのような情報を得ることができず部活生なら得られる情報を得ることができません。
そして上下関係がないことで自分自身でアンテナを張らないと得られることができないことが難点です。
部活に入らないことにより上下関係ができにくいことはデメリットとなります。
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まとめ
本日は部活動に入る意味はあるのか、そして加入しないメリット、デメリットについて解説していきました。
部活には加入した方が良いことは間違いなく、そして部活動に加入しないことによりメリット、デメリットもあると言えます。
帰宅部であっても目標設定をせずに過ごしてしまったり、気が緩んでしまったり、上下関係ができにくいため、目標設定をして上下関係などは自分で学ぶ必要があると言えます。
部活に入るか迷っている人や、部活に入らずに何かを頑張りたい人はこれを見て参考にしてくださいね。
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