本当に学歴は就職や収入に関係あるの？学歴フィルターや年収をマナビバ調査！

学歴フィルターとは何か？

学歴フィルターとは、どの大学を卒業したかによって、就職の際の採用基準を企業側が変えていることを指します。

例えば、あの企業では東大生を５０名採用する枠が出来ている、

あの企業は派閥があって早慶のOB・OGだと就職に強いなどとよく聞くことがあるかと思います。

ひどい企業になると、学歴を見て企業説明会に参加させてもらえても、

企業側が指定した学歴以外の人は説明会にも参加できないという事例もあることは大手企業ではよくある話です。

誰だって一流企業に入って安定した職に就きたいですし、収入も安定させたいでしょう。

どの企業に学歴フィルターがあって、ないのか、企業側が発表しているわけではないので、実際にその企業で就職活動をしてみないと分かりません。

それでは、なぜ学歴フィルターが存在するのでしょうか？その理由に迫ってみたいと思います。

学歴フィルターが存在する原因

学歴フィルターがあるのは、企業側の採用活動の効率化のためです。日本国内で言うと、人気が高い一部上場企業などの就職偏差値が高い企業ほど、学歴フィルターを利用しているとことが多いのが現状です。

企業の採用担当や人事関係の部署の人達は、毎年１０００人から１００００人ぐらいのエントリーシート（履歴書や職務経歴書）に目を通しています。

ただ、送られてきた全員のエントリーシートは物理的に考えても、時間と労力ばかりとられ、不可能に近いのです。

そんな時に学歴フィルターがあると、手間やコストがかからず優秀な人材を採用することができます。

学歴フィルターがかかるラインは一般的に決まっており、「東大・京大」「東大と京大以外の旧帝大」「GMARCHと関関同立」「日東駒専」と言われています。

大学別年収ランキングに格差がある

出身大学別の平均年収をランキングにしてみると、大幅に年収が違うことが分かります。

１位は東京大学で７２９万円、２位は京都大学で６７７万円、３位は慶応大学で６３２万円、４位は東北大学で６２３万円、５位は名古屋大学で６００万円となっています。

１０位までのランキングを分析すると、第１位は東京大学、第２位は京都大学、３位は慶応義塾大学、その後は旧帝大を中心にした国公立大学が並び、その後には早稲田大学、上智大学、東京理科大学、GMARCHと続きます。

平均年収を見ているのに、大学の偏差値ランキングを見ているような気分になってきますね！

東大、京大以外でもやはり旧帝大を中心とした国公立大学は年収が高い傾向にあり、慶応義塾大学を除いた私立大学はかなり年収が下がることが分かります。

初任給では格差はあまりありませんが、大学の学歴によって昇給や昇進のスピードが速くなるのです。

高収入の職業には学歴が必要！

企業の業種によって、収入格差はあります。

高度な技術が必要な仕事や資格が必要な業種は、年収が高くなるのは当たり前の話ですよね？

高卒の資格より、大卒の資格の方が難易度も高いわけですからね。企業の業種ごとの平均年収を見ると、一目瞭然です。

医学部、歯学部、薬学部などを卒業すると、医療系専門職に就く人が多く、年収が高くなります。

理学部、工学部を卒業すると、メーカー企業に就職する人が多いので、こちらも日本の雇用慣行の年功序列の賃金になっていることが多く、年収が高くなります。

経済学部、経営学部、商学部を卒業すると、金融系や保険会社などの職業に就職する人も多いので、年収が高い人も多く存在します。

ですが、こちらは業種だけではなく、出身大学によって年収に大きな格差があるのが現状です。

良い大学、すなわち高偏差値・高学歴を目指すべし！

小学生、中学生に「良い大学に入りなさい！」と言ってもピンと来ない子どもが多いと思います。大学の学歴によって年収格差があったり、高卒と大卒で給与が違ったりするのが、今の日本社会の現状です。

安定した企業で安定した収入を得て、一生暮らしたいと考えるのであれば、幼少時代からもうその戦いは始まっているのです。

受験にも幼稚園受験、小学校受験、中学受験、高校受験、大学受験とさまざまな種類があります。
どの受験から始めるかは人それぞれですが、大学受験で年収ランキングの上位にあるような大学を卒業すれば将来は約束されたようなものでしょう。

高卒だとしても、チャンスはあります。

高卒でも学力があって、資格試験を通るだけの力を持ってさえいれば、大卒と同じ扱いをしてくれる企業もあります。要するに、学歴もありますが学力があることが大切になってくるのです。

基礎学力は小学校ぐらいから身に着くことです。早めから学習塾などの学習環境に身を置くことで、基礎学力が身に着きやすくなります。

まとめ

学歴フィルターがかかるラインの有名な大学に入れば、将来就職する企業や年収が変わってくるのですね！小学生、中学生、高校生のどの学生にとっても社会人は遠い先のことかもしれません。

でも、毎日の今目の前の学習を日々頑張ることが、将来の大学進学につながってくるのです。

しっかりスケジュールを立てて、いつか来る大学進学のために日々勉強を続けていきましょう！