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スーパーグローバルハイスクールの目的やメリットとは?北海道指定校の取り組みをご紹介

皆さんはスーパーグローバルハイスクールをご存じですか?全国の高等学校(中高一貫教育制度の学校を含む)の中で、特に「国際化」に注力していると文部科学省によって認められた指定校です。この制度を通して、世界に通用する「グローバル・リーダー」を育成することが期待されているのです。

ただし、指定校に認定されるためには、「国際化」に対する具体的かつ成果をともなう取り組みが必要とされています。今回は、国がすすめるスーパーグローバルハイスクール制度の目的やメリットと、指定校が向き合う「国際化」に対する課題を解説します。また、北海道のスーパーグローバルハイスクールの取り組みも合わせてご紹介したいと思います。

スーパーグローバルハイスクール制度の目的とメリット

スーパーグローバルハイスクール制度とは、「将来国際的に活躍できる人材を、グローバル・リーダーとして高等学校で育成する」という目的をもっています。世界を股にかけて仕事やプロジェクトを牽引していく人材は、今後日本の経済を支えていくためにも必要だとされているからです。

国によるスーパーグローバルハイスクール制度とその目的に共感を得る高等学校は多く、全国的に有名な進学校をはじめ、地方トップ校などが指定校認定に向けて名乗りをあげているようです。指定校に認定される期間は原則として5年間です。その間、年間上限約1600万円の支援が受けられるという大きなメリットがあります。

ただし、指定校に認定されるためには、グローバル化としてただ英語が使えるという条件だけではないようです。取り組むべき課題や研究が、国際的に関心が高いものやグローバル社会の形成促進に役立つものであるかなど、厳しい審査のもと選ばれることになっています。また、課題の解決に向けた具体的なカリキュラムも重視されます。

スーパーグローバルハイスクール指定校が取り組むべき項目とは?

では、スーパーグローバルハイスクールとして取り組むべき課題や、解決に向けて具体的にどのようなことをしなくてはいけないのかみていきましょう。これらの取り組みを通して、「生徒の社会課題に対する関心と深い教養、コミュニケーション能力、問題解決力等の国際的教養を身に着け」、世界に通用する人材を目指します。

指定校には以下のような取り組むべき6つのポイントがあります。

  • ①目指すグローバル人材像を設定
  • ②研究開発テーマの設定と実施
  • ③グローバルなビジネス課題・社会課題の探求と考察
  • ④探求型学習と海外フィールドワーク
  • ⑤大学との連携
  • ⑥国際機関・企業等との連携

5つの北海道SGH指定校における取り組みとその内容

では、スーパーグローバルハイスクールが具体的にどんな研究課題に取り組んでいるのかみていきましょう。ここでは、北海道の指定校である5つの学校をご紹介します。

立命館慶祥高校

目的:「多文化共生を共に創る」
異文化との違いを理解尊重することによる「共鳴」と、言語や文化・宗教・生活習慣の違いを超えて新しいものを「創造」するグローバル・リーダーを目指す。

研究課題:
北海道とアイヌをテーマに歴史文化の学習を通して相互理解、企業と連携し地域の観光産業発展に取り組むほか、サハリンやニュージーランド、タイへの海外研修を通して多文化共生を学ぶカリキュラムなど。

・札幌日本大学高校

目的:「北海道の産業課題を世界視点で捉え、解決に導くグローバル人材育成」
「未来の北海道の姿」をテーマとし、課題設定から調査・仮説と分析・まとめ発信ができるグローバル・リーダーを目指す。

研究課題:
北海道の身近な食から世界の食糧問題、北方領土をテーマとした領土問題、地域の観光産業の課題、戦後70年の歴史問題など、世界視点での考察と問題解決の探求など。

・北海道登別明日中等教育学校

目的:「AKB Future Project 『世界の明日を創る』」
地域や世界の食料問題について探求型学習に取り組むことを通して、「国際的な対話力」「課題解決力」「情報発信力」をもつグローバル・リーダーを目指す。

研究課題:
日本や世界の食料問題について大学教員等によるワークショップや、英語による論文の作成と発信、農林水産省とのワークショップのほか、海外研修や海外留学生とのディスカッションなどのカリキュラム。

札幌聖心女子学院高校

目的:「Active Dialog-共生の実現-」
「人との共生」と「自然との共生」をテーマに、課題分析能力とプレゼンテーション能力をもつグローバル・リーダーを目指す。

研究課題:
身近なアイヌ民族をはじめ多数民族との関係における現状と課題や、難民・移民についての調査や問題点についての探求。3R運動など資源確保や資源との向き合い方や、エネルギーや資源と地球環境についての研究など。

・市立札幌開成中等教育学校

目的:「さっぽろ発『Think globally, act locally』を実践するグローバル人の育成」
札幌市が考える国際的要素(自ら課題を発見し、生涯にわたって学び続ける力・自己を肯定し、多様な価値観を認め合う心の余裕・未知なるものに挑戦し、自ら道を切り拓く勇気)を身に着けたグローバル・リーダーを目指す。

研究課題:
雪・環境・読書を切り口として札幌・北海道の魅力や課題を世界規模の課題と結びつけて探求。地域の特性を学ぶことでその魅力と課題を探る体験学習をはじめ、さまざまな文化背景を持つ人々と共存できる社会についての研究など。

まとめ

日本の教育はグローバル化が遅れているのではないかといわれています。それは、いい大学に入っていい会社に入れば人生安泰だと、昔はそれが当たり前だったからかもしれません。

でも今は知りたい世界の情報がいつでも手に入るようになりました。世界はもっと身近になったのです。これからは地球規模で物事を捉え、世界の人々みなが問題解決に取り組み必要があるのではないでしょうか。

スーパーグローバルハイスクールのカリキュラムは、地球環境や異文化、人権などさまざまな課題開発と研究に向き合うものです。この制度を通して、日本の発展に貢献できる世界的リーダーを創出することが期待されています。

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