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【中1社会-歴史】「ルネサンスと大航海時代」の重要ポイントをピックアップし、勉強方法を紹介!

中学1年生の社会の歴史では、「ルネサンスと大航海時代」という単元を学習します。

そこでこの記事では、この単元が苦手という中学生やそして中学生に勉強を教える親御さんのために抑えておくべき重要なポイントをわかりやすくまとめたので参考にしてください。

十字軍

中世のヨーロッパでは、東はインド、西は北アフリカやイベリア半島に至る広い範囲の地域を支配していました。キリストの聖地でもあるエルサレムがビザンツ帝国からうばわれると、キリスト教世界には危機感が高まりました。

そして、ローマ教皇の呼びかけに応じた西ヨーロッパ諸国の王や貴族は十字軍を組織して、エルサレムを目指ます。しかし、十字軍は、最終的にエルサレムの奪回に失敗してしまいます。

その結果ローマ教皇の権威は弱まりましたが、当時としては進んでいたイスラム世界と接したことで、ヨーロッパには紙・火薬・占星術、錬金術などの新しい文化がもたらされます。

その後、ビザンツ帝国は、15世紀にオスマン帝国にほろぼされ、東ヨーロッパの南部はイスラム教の国々に支配されるようになりました。

ルネサンスと宗教改革

西ヨーロッパでは、古代ギリシャの文化はキリスト教との関係が弱かったため忘れられていましたが、イスラム教世界やビザンツ帝国で受け継がれており、東方との交流が盛んになるにつれて再び持ち込まれました。

西ヨーロッパの人々は、こうした古代の文化を手がかりに、人間についての新しい考え方を探り、また人間の活き活きとした姿を文学や美術で描き始めました。

こうした動きをルネサンス(文芸復興)と言い、ルネサンスの動きは、14世紀から16世紀にかけてイタリアから西ヨーロッパ各地に広がり、多くの作品が作られました。

ルネサンスの作品として、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」や、ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂のフレスコ画や「ダビデ像」などが有名です。

宗教改革

16世紀ルネサンスの頃、西ヨーロッパではキリスト教にも新しい動きが起こります。教皇が免罪符を売り出すと、これを批判してルターやカルバンが宗教改革を始めます。

かれらは、カトリック教会ではなく聖書に信仰のよりどころを置き、プロテスタントと呼ばれました。

国王の中には、教皇の権威から脱するために宗教改革を支援する者もいて、西ヨーロッパのキリスト教は、カトリックとプロテスタントに分かれました。

カトリック教会も、プロテスタントに対抗して改革を始めました。その中心になったイエズス会は、日本史にも登場するフランシスコ・ザビエルなどの宣教師を派遣してアジアへの布教も行いました。

ヨーロッパの世界進出

15世紀後半に大航海時代が始まりました。それぞれの国の主な目的は以下の2つです。

  • キリスト教を世界に広めること
  • 香辛料を直接手に入れること

大航海時代以前はイスラム商人が仲介していたため、香辛料は非常に高価なものだったので需要が多かったのです。

そして大航海時代を本格化したルネサンスの時期のヨーロッパでは、羅針盤が実用化され、航海術も進歩し、世界地図も造られ、ヨーロッパ人は、大西洋に乗り出すことができるようになります。

そんな大航海時代の先がけとなった国は、ポルトガルとスペインです。

ポルトガルとスペイン

ポルトガルは、アフリカ大陸南端からインドやアジアにいたるルートを開拓しました。

1488年にアフリカ南端の喜望峰に到達し、1498年にはバスコ・ダ・ガマの船隊がインドに到達して、ヨーロッパとインドが初めて海路で直接つながりました。

16世紀には、それまでイスラム商人が支配していたインド洋や東南アジア海域で中継貿易を行うようになり、さらに中国や日本とも貿易を始めました。

一方スペインは、大西洋を横断するルートでアジアに向かおうとするコロンブスの計画を援助しました。

コロンブスは1492年に現在の西インド諸島のカリブ海の島に到達し、そこをインドだと思っていました。

しかし、そこには今までヨーロッパ人の知らなかったアメリカ大陸が広がっており、北アメリカのアステカ文明や南アメリカのインカ帝国など独自の文明が栄えていました。

アメリカの植民地化

スペインは、コロンブスなどの活躍によりアメリカ大陸に渡ります。マチュピチュ遺跡に代表されるインカ帝国などの先住民の文明が栄えていましたが、武力によって制圧します。

銀の鉱山を開発したり、農園を開いてさとうきびを栽培するなど開発を進めていきます。

銀は、いったんヨーロッパへ運ばれた後、アジアの物産(香辛料など)との交換のために輸出されました。

トマトや砂糖、ジャガイモなどもアメリカ大陸からヨーロッパに運ばれ、ヨーロッパ人の食生活を豊かに変えていきました。

このようにして、アメリカ大陸は、ヨーロッパの植民地となっていき、スペイン人やイギリス人など、本国の人々が移り住み、先住民を支配していきます。

しかし、労働力の担い手となったアメリカの先住民が伝染病や厳しい労働で激減してい、労働不足になってしまいます。

そこで、アフリカ大陸の人々を奴隷として船でアメリカ大陸に連れてくるようになります。

こうして始められた三地域間(アメリカ大陸・ヨーロッパ・アフリカ)で行われた交換取引を大西洋の三角貿易と呼んでいます。

オランダの台頭

16世紀になるとスペインの援助を受け艦隊を率いたマゼランが世界一周を達成したと言われています。

スペインは、「日のしずむことのない帝国」と呼ばれるくらい繁栄し、主にアメリカやアジアに植民地を広げていきます。

しかし、16世紀末になると、プロテスタント(宗教改革による新教徒のカルヴァン派)の多いオランダが、スペインがカトリックを強制したことに反発し、独立を宣言します。

その後、オランダは17世紀に東インド会社を設立し、ポルトガルにかわってバタビア(ジャカルタ)を本拠地にしてアジアへ進出します。

そうしてオランダは、日本とも貿易するなど、ヨーロッパの貿易・金融の中心として栄えました。

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