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【中1社会-地理】「南アメリカ」の重要ポイントをピックアップし、勉強方法を紹介!

中学1年生の社会の地理では、「南アメリカ」という単元を学習します。

そこでこの記事では、この単元が苦手という中学生やそして中学生に勉強を教える親御さんのために抑えておくべき重要なポイントをわかりやすくまとめたので参考にしてください。

南アメリカの地形と気候

南アメリカ州は日本から見て地球の反対側にある大陸で、中でも重要なのは、アンデス山脈とアマゾン川です。

アンデス山脈は世界最長の山脈で、北のベネズエラから南のチリまで約7500kmもあります。
南アメリカ州の太平洋側の西部で南北に連なっており、標高6000mをこえる高い山々がそびえています。

アマゾン川は、長さこそアフリカ州のナイル川についで世界第2位ですが、川幅が広いため流域面積は世界最大です。

南アフリカ大陸の東側は、カリブ海側にはギアナ高地と大西洋側にはなだらかなブラジル高原が広がっています。 

気候

赤道に近いアマゾン川流域は、熱帯雨林気候となっており、世界最大の熱帯林が広がっています。南アメリカ州では、熱帯が特に広く全体の面積の半分以上をしめています。

ラプラタ川下流域に位置するアルゼンチンのブエノスアイレスは、温暖湿潤気候で、周辺にはパンパと呼ばれる草原が広がり、小麦の栽培や牛の放牧が行われています。

その他ペルーのリマは砂漠気候だったり、南アメリカの南端は寒帯で、アルゼンチンとチリにまたがる山岳地帯では氷河がみられたりと、さまざまな気候がみられます。

南アメリカの歴史と人々

カーニバルは、もともとヨーロッパの謝肉祭というカトリックの宗教行事でしたが、アフリカ系の人々が持ち込んだリズムや太鼓の文化が、ブラジルの地で融合し、はなやかなパレードという新しい観光行事の文化として形になったものです。

このように南アメリカでは、さまざまな地域の文化が融合し、祭りや音楽など独自の文化が形成されました。

南アメリカの成り立ち

北アメリカでのネイティブアメリカと同じように、南アメリカもインカ帝国に代表されるように、先住民がつくった高度な文明が栄えていました。

しかし、16世紀になると、スペインやポルトガルなどのヨーロッパの人々が進出し植民地を作りました。その為、現在でも多くの国々でスペイン語やポルトガル語が話され、キリスト教のカトリックが信仰されています。

植民地時代には大きな農場や鉱山で、先住民やアフリカから連れてこられた人々が奴隷として働かされました。
先住民と白人との間では混血も進み、メスチーソと呼ばれる混血の住民も増えました。

その後、19世紀の終わりにはイタリアやドイツ、20世紀になると日本からも多くの移民が入ってくるようになり、現在も共存して暮らしています。

特にブラジルには、約190万人の日系人が暮らしているといわれており、日本のような町なみのみられる日本人街なども存在し、すしなどの和食レストランも人気があります。

先住民の暮らしと変化

アマゾン川流域では、先住民が、採集や焼畑農業、川魚をとる漁業などで自給的な生活をおくっていました。

焼畑農業とは、森林や草原を焼きはらい、その灰を肥料として作物を栽培する農業です。

数年たつと土地がやせて、作物が育たなくなるため、別の場所に移動して、これをくり返します。

現在ブラジルでは、先住民の保護地区がつくられ、その中で多くの先住民が暮らしています。

ペルーなどのアンデス山脈周辺側では、とうもろこしやじゃがいもを栽培したり、アルパカを放牧したりする伝統的な生活がみられます。

一方で、開発や観光地化も進み、伝統工芸品の売り上げが生活の支えになるなど暮らしに変化がみられています。

南アメリカの農業

ブラジルは、長い間コーヒー豆の輸出に依存したモノカルチャー経済の国でした。

ブラジルでコーヒー豆を栽培するようになったのは、19世紀の初め頃からです。
大農場で栽培され、今でも世界一のコーヒー豆の産地です。

<コーヒー豆の生産>
1位:ブラジル約32%
2位:ベトナム約16%

それ以前も16世紀頃からさとうきびの大農園などを営むなど、農業を商業目的とした考え方が定着していました。

さとうきびは、砂糖だけでなくブラジルで広く普及しているバイオ燃料の原料としても使われます。近年では、大豆、オレンジの生産も増えてきているようです。

アルゼンチンでは、昔からパンパを活用して大規模な牧場で牛を育てる牧畜が発展しましたが、大豆の品種改良や栽培技術が進んだため、それまで牧草地であったとこでも作れるようになり、現在では、主要な輸出品となっています。

南アメリカの工業

南アメリカは、鉱産資源に恵まれています。ブラジルの鉄鉱石、チリの銅、ベネズエラやエクアドルの原油などが輸出されています。

ブラジルやアルゼンチンは、1960年代後半からアメリカ合衆国や日本などの外国企業を受け入れることで、鉄鋼や自動車などの重化学工業を発展させました。

特にブラジルでは、航空機の輸出や、大規模な海底油田の採掘も行われるようになり、急速に経済が発展しました。

一方で、アンデス山脈周辺の国々では工業化はあまり進んでおらず、鉱産資源や農産物の輸出にたよった経済が続いています。

近年では、ボリビアにあるウユニ塩原に埋蔵されているリチウムなどの希少金属(レアメタル)が、貴重な資源として注目されています。

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