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【夏休み明け】不登校になった場合の対応方法をマナビバが解説!

 夏休みやゴールデンウィークなど、長期休み明けには、不登校になりやすいと言われています。

 お子さんが1学期は元気に学校に通っていたのに夏休み明けに突然行けなくなり、どうすればよいかわからないと悩むご家庭も多いでしょう。

 今回は、夏休み明けに不登校になる原因と、その対応策を解説します。また、夏休み明けに不登校にならないために、今からできる予防策もお話しします。

どうして夏休み明けに不登校になる子どもが多いのか?

 ただ単に不登校と言っても、そこには様々な心の状態が関係しています。夏休み明けに不登校となる原因は大きく分けて以下の6つです。

  • 息切れ、エネルギー切れ
  • 学校での負担の大きさに気づく
  • 生活リズムの乱れ
  • 宿題や課題が終わっていない
  • 2学期の学校生活が憂鬱
  • 人間関係の不安

 それぞれについて詳しく解説していきます。

息切れ、エネルギー切れ

 学校では、授業・部活・生徒会・その他行事などで、「がんばる場面」「緊張する場面」などがよくあります。1学期は、特に学年の始まりの時期なので、このような場面が多く見られます。

 1学期中は、気合がはいっているので、なんとか対応できていたものの、張り切り過ぎて夏休みに入るくらいには息切れ・エネルギー切れになる人が多いです。

 その後再び気力などが充実しないことで、「頑張りが必要な学校」へ再び通う気力がわかなくなります。

 休み前まではすごく一生懸命がんばっていたのに、休みに入ると急に無気力になり、何もできなくなったという子どもは、このような傾向にあるでしょう。

学校での負担の大きさに気づく

 学校があるうちは、本人も気づかなかった負担について、夏休みで学校を離れて過ごすことで気づくことがあります。

 例えば、夏休みに部活や勉強から離れることで、部活や勉強の負担に気づいたりするなど、距離を置くことでその苦しさに初めて気づく、といったようなことです。

 「特定の大きな負担」だけではなく、「一つひとつは小さな負担の積み重ね」の場合もあります。

 1学期の間は、特につらい気持ちや頑張っている気持ちはなかったけど、2学期が近づくにつれて「大変な生活が待っている。」と感じる子は、このような傾向があります。

生活リズムの乱れ

 夏休みは学校に合わせた生活の制約がなくなるので、生活リズムが乱れやすくなります。

 朝起きなければいけないという理由がなければ、ついつい夜更かしをするなど夜型の生活になりがちです。

 たまに夜更かしするだけで、数日後にはいつものような生活リズムに戻せるのならば問題はありません。しかし、夏休みの間中そういった生活が続くと、いざ学校が始まったときにも簡単には朝型のリズムに戻せません。

 朝が起きられず学校に行けなかったり、無理やり朝起きて、なかなか体調が優れなかったりすることで、学校に行きづらくなります。

宿題や課題が終わっていない

 「やるべきことをやっていない」という状態から、先生から怒られたり、友達にからかわれたりすることが想像され、学校に行きにくくなります。

 また、夏休み明けにテストが実施される学校も少なくありません。そのテスト勉強ができていないことにより、学力などに自信がなくなります。

 「テストで低い点数をとったらどうしよう。」「テストの点数が悪くて親に怒られたらどうしよう。」などどいうことが頭をよぎり、学校に行きたくなくなることがあります。

2学期の学校生活が憂鬱

 夏休み明けの2学期は、地域や学校にもよりますが他の学期よりも長く、たくさんの行事があります。また、勉強や部活も、1学期よりも難しくなったり本格化したりします。

 1学期の時点では、夏休みに気持ちが向いていますから、2学期のことはまだ意識していない人が多いです。

 しかし、夏休みを挟んで2学期が近づいていくと、「嫌な行事が近づいてきた」「勉強がもっと難しくなったらついていけない」「部活の練習がもっと大変になる」などの心理的な負担が先回りして、学校に行きにくくなります。

人間関係の不安

 夏休み中には、仲のよい友達以外と会う機会は限られます。

 学校の人間関係を気にしなくてよいという反面、交流がないことによる不安も生じます。

 例えば、夏休み中に、部活や習い事、塾で仲間と過ごしている子もいます。部活や習い事、塾に入っていない人はその分、クラスの子と交流する機会がないので、周りとの距離が開いたのではないかという心配をする子もすくなくありません。

 このように考えた結果、そんな自分が登校しても、他の人たちは関係性ができているから、きっと仲よくできない。仲間に入れてもらえないという不安が生じ、学校に行きたくなくなるでしょう。

 

 また、1学期中から、「友達ができなかった。」「上手くクラスメートの輪に溶け込めなかった。」と友達関係の不安があった人や、「嫌がらせをしてくる人がいる。」「友達とケンカした。」とトラブルをかかえた状態で夏休みに入ってしまった場合は、夏休み中に不安がどんどん大きくなり、学校に行きたくなくなります。

子どもが不登校になってしまった場合の対応

 それでは、夏休み中に不登校になってしまった場合、親は子どもに対してどのように対応したらいいのでしょうか?大きく分けて、以下のことを考えて対応していくことが効果的です。

  • 原因を探る。
  • 子どものペースに合わせて考える。
  • 学校の先生に相談する。
  • 友達の力を借りる。

 それぞれの対応について、気を付けたいことを詳しく解説していきます。

不登校になった原因をさぐる。

 まずは、原因を探ることが大切です。それぞれの原因によって、対応策が変わってきますよね。

 例えば、「宿題や課題が終わっていない」や、「生活リズムの乱れ」が理由の場合は、本人の怠けが原因であることが多いです。話を聞いてアドバイスすることは考えられますが、この場合、学校に行かないことを簡単に認めてしまうと、同じことを繰り返してしまう危険性があります。最終的には、学校に行かせる方向で話を進めるのがいいでしょう。

 反対に、人間関係の不安が原因で不登校になってしまった場合は、その問題が解決しない限り、不安を持ち続けたままです。この場合は、学校に行かせることよりも、問題を解決することの方が優先です。

 このように、原因によって、方針が異なってきます。ですから、まずは何が原因で行きたくないのかを正確に把握しましょう。

子どものペースに合わせて考える。

 不登校が長期化すると、逆に「不登校が習慣化』」してしまいます。こうなると、簡単には改善しません。時間が解決するということはないので、基本的には早期解決することが大切です。

 しかし、その不安のあまり、無理矢理、学校に行かせることはよくありません。

 「学校に行きなさい。」というのは、問題の根本的な解決になりませんし、お子さんが「学校に行きたくないというと怒られる。」と感じて本当のことや悩みを話しにくくなります。

 そのため、

  • 学校に行きたくない気持ちを受け入れ、話を聞く。
  • 話をしたくない場合は、話をしてくれるまで待つ。
  • まずはゆっくり休ませてみる。
  • 本人の「学校に行く気持ち」を優先する。

 というような、待ちの姿勢も重要です。焦らず、本人のペースで解決していくことを重視しましょう。

学校の先生や専門機関に相談する。

 「家庭の問題は、家庭で解決しなければいけない。」と抱え込んでしまうご家庭もあるでしょう。

 しかし、現代では、不登校の子どもは増加傾向にあります。そのため、どの学校でも不登校に対する理解があり、支援の経験も方法もたくさんあります。

 そのため、学校に相談して、対応を考えましょう。学校では、

  • 保健室登校をする。
  • 朝、遅れて登校してくる。
  • みんなよりも少し早く帰る。
  • 家庭訪問で学校とのつながりを維持する。

 といった対応をとってくれます。学校との繋がりがなくなってしまうと、不登校からの回復は難しくなります。「学校」という存在が本人の中から消えないよう、学校と協力して解決しましょう。

 また、現在では、医療機関にも「不登校外来」といって、不登校について心のケアをする病院もあります。心の面から、専門機関にサポートを求めるのも良いですね。

友達の力を借りる。

 「友達と話しているうちに、学校に行きたくなった。」ということもあります。不登校だからと言って、放課後に友達と遊ぶのを禁止する、習い事や部活には行かせないというのは避けましょう。

 学校に戻るきっかけはなるべく残しておきたいですよね。そのため、不登校中でも友達と関わることは積極的に行いましょう。

 もちろん、子どもですから、「学校をサボっている」という印象を受けることも少なくありません。理解を得るために、友達の親御さんに伝えたり、仲の良さによっては、友達本人に理解を求めたりするのがよいでしょう。

まとめ

 このように、夏休みの不登校の原因は1学期や夏休み中の過ごし方に原因があることが多いです。

 そのため、夏休みに不登校にならないためには、夏休みの過ごし方や1学期の過ごし方を工夫することで、予防することができます。

  • クラスや学校の友達とのつながりを深めておく。
  • 夏休みも学校と同じリズムで生活をする。
  • 夏休みも毎日勉強する。
  • 忍耐力をつける。(すぐ休ませない。休み癖をつけない。楽をさせない。)

 そして、子どもが不登校になってしまった際には、子どもに寄り添いながら、子どものペースに合わせることが大切です。焦らず、学校や専門機関と協力しながら、学校に復帰できるようにしましょう。

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