【最新版】旧二文理大とは？偏差値や特徴・就職状況をマナビバ調査！

旧二文理大とはどのような大学群なのでしょうか。

この大学群はいずれも国立大学であり、大学群の名前の通り２つの大学の総称となっております。

いったいどこの大学を指す大学群なのでしょうか。

今回は旧二文理大の基本情報、特徴を紹介していきます。

旧二文理大とは？

旧二文理大学とはいったいどの大学群なのでしょうか。

こちらの大学群となっております。

大学名
筑波大学
広島大学

この大学群となっております。なぜこの大学が旧二文理大という大学群なのかというと、旧官立大学の中でも旧姓文理大という大学であった２校なのです。高等師範学校という学校であり、筑波大学は東京文理科大学、広島大学は広島分理科大学という名前でありました。

その後、戦後の学制改革によって、高等師範学校とその他の学校を統合し大学となり、今の筑波大学と広島大学となっております。

そのため、旧校名から合わせると長い歴史のある２大学となっているのです。

旧二文理大の各大学学部ごとの偏差値

筑波大学の偏差値

　

広島大学の偏差値

　

旧二文理大という大学群の特徴

筑波大学の特徴

茨城県つくば市に所在する国立大学です。１８７２年に設立された東京師範学校が前身で、１９７３年に東京教育大学を母体に発足しました。

基本理念の『開かれた大学』の通り、正門がない大学としても知られています。また、キャンパスが非常に広いのが特徴で、その敷地面積は２５８ヘクタールもあり東京ドーム５５個分に匹敵します。

非常に広いため、キャンパスをバスで移動するのも特徴で、アクセスもつくばエクスプレスの開業以来、都心へのアクセスも非常に良くなっています。

勉学だけでなくスポーツ活動も非常に盛んであることも有名で、体育専門学群が設置されており、多くのスポーツ選手を這う出しております。またスポーツ推薦があることでも知られ、蹴球部、硬式野球部、男子バスケットボール部、陸上部、柔道部、男子バレーボール部など数々の部活で非常に輝かしい功績を残しております。

さらに、国内外の評価も非常に高く、『タイムズ・ハイアー・エデュケーション』の「THE世界大学ランキング ２０１９ー２０２０」では、国内第８位にランクインしており、アジアの大学で５５位と評価が高い大学です。

広島大学の特徴

中国・四国地方のトップ大学を岡山大学と争っております。旧官立大学であることから歴史と伝統のある大学の一つです。

看板学部が教育学部で、教育学部の評価が特に高い大学で、教育学部は中学、高校だけでなく、特別支援学級、小学校、教育心理、日本語教育と多数の教育分野を学ぶことが可能です。

日本でも数少ないスーパーグローバル大学に指定されている大学であることから留学プログラムが多くあり、外国語の教育、国際的に活躍できる人材の育成にも力を入れています。

医学部、歯学部もあることから、文系理系問わず多くの学問を学ぶことが可能な大学となっています。

特に医学部では関連の病院も多く、卒業後も様々な病院で活躍しているのが特徴で、学生の支援に関してもデジタル支援が特に手厚く、金銭的に購入が厳しい学生には無料で貸与も行なっているほどで、手厚い支援を進めている大学です。

旧二文理大の就職事情

国公立大学の中でも上位の大学であるため学歴フィルターで落ちてしまうことはほぼないでしょう。

就職率自体も９５%を超えており、就職率も高い大学ばかりとなっています。

どちらの大学も企業イメージの良い大学であり、２０２０年に日経新聞と日経ＨＲが実施し、４,８１４社の人事担当を対象とした『企業の人事担当者からみたイメージ調査』において、２０１８～２０２０年に採用した学生から見た大学のイメージなどを聞いた調査が行われました。

その中で全国総合部門で７８１大学中、広島大学は６位、筑波大学は９位にランキングされています。

旧帝国大学よりは全国での就職となると若干就職実績は劣りますが、自分自身の価値を高めていくことができれば就職することももちろん可能でしょう。

大学の４年間で多くの経験、体験などをして学生生活を充実させて就職も自分の希望通りにうまくいくように取り組んでみてくださいね。

まとめ

今回は旧二文理大という大学群について紹介しました。

非常に歴史のあるレベルの高い大学群でしたね。就職の際もイメージも企業評価も高い大学です。

筑波大学はスポーツ名門校で、スポーツの研究などにも精通しており、広島大学は中国・四国エリアで一番の大学となっております。

卒業後も有力企業からの評価が極めて高い大学なので、ぜひ受験を視野に入れている方はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。