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【医者になるために】医学部の学費はいくら?どれだけ勉強が必要なの?

医者という職業を将来の夢にしている子供も多く、高校生でも医学部を目指して受験勉強をがんんばっている人も多いでしょう。

そんな医者になるためには、実際どれだけの難しさ、そしてお金がかかるのか、医学部に入ったらどうなるのかについてまとめたので参考にしてください。

医者になるためには医学部に進学

医者になるためには大学の医学部へ進学する必要があります。高校までの学歴は関係なく、医学部へ入学する事が出来る学力さえあれば誰にでも門戸が開かれています。

ただし高度な学力を持っているという前提はありますので勉強は多少出来る必要があります。

女子医学生外科医になりたい場合も心療内科医になりたい場合も基本的には医学部へ進学します。医学部に進学した上で一通りの知識を身につける事になります。

そのため現役で活躍されている眼科医の先生も大学時代は外科や内科の知識を学んでいるという事にもなります。

医学部のカリキュラムは6年で修了するように構成されていますが、うち2年程度は通常の教育課程。

ヒトの身体の構造について学ぶほか、通常の大学でも学ぶような基礎的な教養を身につける事になります。

残りの4年で専門知識、つまり医学について本格的に学ぶことになります。

医学部は入学するより卒業するほうが難しいと謳われる場合もあります。医学部の卒業試験では皮膚科や整形外科など医療にまつわる知識をテストされる事になっており、それら全てに合格しないと卒業することは出来ません。

医師国家試験の受験資格は医学部の卒業見込みとなっていますので、同時に国家試験の受験資格を失うという事も意味します。

北海道大学医学部医学科の場合

北海道大学医学部医学科の場合は以下のようなカリキュラムが組まれています。

1年次医学教養コース
豊かな人間性を磨き、生涯医学徒であるための土台をつくります

2~3年次基礎医学コース
人体の基本構造を学び、医学の基礎を培います

3~4年次臨床医学コース
医療現場への第一歩、臨床医学の基本を学びます

4~6年次臨床実習コース
これまで学んできたことを具体的かつ実践的に身につけます

カリキュラムでは非常に実践的な教育内容となっていますが、ヒトの命を預かる医師という仕事のため、緻密に組まれたカリキュラムでないと優秀な医師は育成することが出来ないと言えるでしょう。

気になる医学部の学費は?

医者を目指す為に必ず通らなければいけない医学部ではどれくらいの学費がかかるのかが気になるところです。高いというイメージもあるかもしれませんが、私立や国立でかなり差が出てきます。

まず北海道大学の医学部などの国立大学の場合は、文部科学省のガイドラインに従って学費を設定しているため一律です。

年間の授業料は、535,800円です。
6年間でかかる学費と入学金を足すと3,496,800円です。

私立の場合は、学校によって異なりますが、現状、私立の医学部のなかで最も安い順天堂大学でも以下の学費がかかります。

初年度が290万円
2年次以降が358万円
合計2,080万円

つまり、国立の約350万円に対して約6倍もの学費がかかります。

これは私立の医学部だけが他の学部と比較してもかなり高いので、医者になるために私立大学に通うのであればかなりお金が必要ということは頭に入れておきましょう。

医学部の進路は?

大学では一通りの医学を修めて卒業するため、卒業時点ではどの分野の医師になるかまでは決められていません。

医師国家試験に合格し、医学部を卒業した後は臨床医として2年もの間、医師のキャリアを重ねることになります。
この2年間を臨床研修と呼び、病院に正規採用される前段階の研修とされています。

臨床研修では責任者が作成した研修プログラムに沿って行われる事になっており、大抵の場合は7分野(内科や外科など基本的なもの)で構成されています。

2年間の臨床研修が終わると、その後専門医を目指すためのプログラムに参加することになります。

分野にもよりますが、研修期間は5年ほどと専門技能を身につけるためには十分な期間といえるでしょう。

専門医を目指すための研修では皆さんの進みたい分野に応じて研修を行い、認定を受ける事で完了します。

その後は更に専門性の高い専門医の認定を受けることが出来ます。

医学部卒業後の基本的な流れとしては2年間の臨床研修、その後皆さんの希望に合わせた5年ほどの専門医研修、更に専門性を磨きたいのであればそれに特化した資格取得の為に研修や学習を行うことになります。

こうした一連の流れを経て一人前の医師として現場で活躍することになります。

医学部進学を考えている皆さんの中には「医学部に入学したら必ず医者にならないといけないのか?」「他の選択肢はなくなるのか?」など様々な疑問が生じるかと思われます。

医学部を志望する大半の受験生の皆さんは医師を志して入学するとは思いますが、一応他の選択肢についても記載しておきます。

基本的には勤務医もしくは開業医

医学部を卒業したらまずは臨床医(あるいは研修医)として病院に勤務することになります。感覚では有償のインターンシップではありますが一人前の医師として医療に貢献することが求められます。

基本的には医師を志して医学部へ入学する事になりますので医師以外の選択肢となると限られてきます。

全くの異業種で就職活動を行う場合「何で医者にならなかったの?」と毎回聞かれる事になるでしょう。

説得力のある返答を行うことが出来るのであれば問題有りませんが、せっかく医学部に入学したのであれば医師になることを第一に頑張って頂きたいです。

ただし大学の教員も将来の医師の育成を目的に医学を教えていますので、基本的には医師やその関連産業に就職したほうが宜しいでしょう。指導を行う側の人間からすると、6年間世話をした教え子が全く違う業界に進んでしまうということはあまりにも寂しいものがあります。

実際は表面に出すことはありませんが、医学の道を強く希望しないのであれば医学部ではなく別の学部を受験する方が賢明です。

研究医や公務員という道もある

研究イメージ大学の医学部で学んだことを活かして研究や公務の道へ進むという選択肢もあります。

現在は新型肺炎が世間を騒がせていますが、その病原菌に有効なワクチンの研究であったり、公的医療機関で対応を行ったりする人になるという事も、医学部で学んだ知見を社会のために活かす立派な進路です。

しかしコアとなる部分は「医学部で身につけた知識を活かす」という事ですので、全くの別業種に挑戦するという事はあまり無いでしょう。

その他の職業としては以下のようなものがあります。

旅客船や商業船に同乗する「船医」
空港で感染症を担当する「検疫官」
保険会社に務める「査定医」

そのほか、出生や学歴に左右される事のない企業化や医療系のベンチャー企業勤務など一口に医学部とは言っても様々な道があることがお分かり頂けると思います。

どの業種にも「医療を通じて社会に貢献する」というコアの部分は変わりません。

民間では予備校講師という道もある

教室医学部から教育の道へと進む道もあります。それは予備校講師です。医師国家資格取得を目指す人の為に試験対策のサポートや相談などに応じるという仕事も非常にやりがいがあるでしょう。

医師ではありませんので給与面で心配だと考えている方も居られるかもしれませんが、待遇も非常に良い水準であると言えます。

そもそも医学部を卒業した学生が教育の職に就くこと自体が珍しいので、優秀な人材を求めている予備校では非常に高い給与で講師を募集しています。医師国家試験のための講師という事であれば当然その試験を突破している医師免許持ちの人しかなれません。

医師経験が10年ほどある医者がそのような予備校講師になる場合は月収が200万円になるとも言われています。

それほど医師免許保有者は貴重な存在です。医者としてのキャリアに疑問を感じた際は予備校講師という選択肢があることも覚えておきましょう。

まとめ

医者を目指している人はまず、医学部合格を実現させなければなりません。

そして医学部に入った後もかなり難易度の高いカリキュラムをこなさなければならないこと、私大の場合は学費が高いこと、などをしっかり頭に入れましょう。

絶対に医者になりたいという夢がある方はぜひ、医学部を目指して努力を続けてくださいね。

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