【最新版】東京六大学とは？気になる偏差値や特徴・就職状況をマナビバ調査！

東京六大学という大学群を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか？この大学群は難関大学なだけでなく、野球の世界でも多くの名選手を輩出している大学ばかりとなっております。大学受験の偏差値とは一線を画し、東京六大学野球連盟という団体に加盟している大学の総称となっています。

この記事では東京六大学の基本情報、特徴を紹介していきます。

東京六大学とは？

東京六大学とはどの大学を指すのでしょうか。以下の六大学が東京六大学に該当します。

• 東京大学
• 早稲田大学
• 慶應義塾大学
• 法政大学
• 立教大学
• 明治大学

以上の６つの大学が東京六大学と呼ばれる大学になります。

東京大学だけが国立大学であり、それ以外の大学は私立大学となっています。

東京六大学の難易度

東京六大学の難易度はどれくらいなのでしょうか。どの大学も難関大学、かつ名門大学であるため難易度が難しいことに変わりはありません。しかし、日本の最高学府である東京大学が一番難しく、最難関と言えるでしょう。その次は早慶ですが、現在は慶應の方が難易度は高いと言われています。その次は明治、立教と続き、法政大学と難易度を図るのが一般的です。

もちろん、六大学のどの大学も難易度が非常に難しいことに変わりはありません。

東京六大学の大学序列

学力の序列でいうとこのような序列となるでしょう。

順位	大学名	平均偏差値
１位	東京大学	７２
２位	慶應義塾大学	６８
３位	早稲田大学	６６
４位	明治大学	６２
５位	立教大学	６１
６位	法政大学	５８

偏差値で比較するとこの順位になります。

野球の序列となると全く変わってきますが、日本が誇る最高学府である東京大学が一番です。

日本中の勉強の天才たちの集まりなだけあり、東大が一位となりました。

野球部にも六大学で野球することを夢見て一浪、二浪をしてまで入学する学生も毎年必ずいるほどです。

東大ブランドは何者にも変え難いものがあると言えるでしょう。

東京六大学の各大学学部ごとの偏差値

東京大学の偏差値を学部・学科別に紹介します！

東京大学の偏差値は、ざっくりと６９〜７４程度です。

センター得点率は、９０%〜９４%程度です。

学科・専攻・その他	日程方式名	共テ 得点率	偏差値
文科一類	前期	９０%	６９
文科二類	前期	９０%	６９
文科三類	前期	９０%	６９
理科一類	前期	９１%	６９
理科二類	前期	９１%	６９
理科三類	前期	９４%	７４

慶應義塾大学の偏差値を学部・学科別に紹介します！

慶應義塾大学の偏差値は、ざっくりと６２〜７４程度です。

　

早稲田大学の偏差値を学部・学科別に紹介します！

早稲田大学の偏差値は、ざっくりと６９〜７４程度です。

センター得点率は、９０%〜９４%程度です。

　

明治大学の偏差値を学部・学科別に紹介します！

明治大学の偏差値は、ざっくりと５９〜６７程度です。

センター得点率は、８０%〜９０%程度です。

　

立教大学の偏差値を学部・学科別に紹介します！

立教大学の偏差値は、ざっくりと５９〜６９程度です。

センター得点率は、７９%〜９２%程度です。

法政大学の偏差値を学部・学科別に紹介します！

法政大学の偏差値は、ざっくりと５７〜６７程度です。

センター得点率は、７３%〜９１%程度です。

　

東京六大学の各大学の特徴

東京大学の特徴

東京都文京区にキャンパスがあり、日本の最高学府として多くの人に知られています。テレビでも東大出身タレント、現役東大生という形で登場し、インテリ芸能人などさまざまな形で数多く取り上げられています。

日本のトップ大学であり、就職に困ることは普通であればまずないでしょう。

東大では３年生になったときに学部を選択する方法の進振りというやり方を採用しています。1、２年生の間は分科、理科ともに一類、二類、三類とそれぞれ一般教養などを身につける学習が多いのが特徴です。

文系は文科一類は法学部、文科二類は経済学部、文科三類は文学部もしくは教育学部に進学する学生が多いようです。

理系は理科一類が工学部、理学部、理科二類が農学、工学、薬学、工学部に進学することが多く、理科三類は主に医学部に進学します。

理系の中でも理科三類は日本でも最難関の学部として知られています。多くの方が研修医となり、医師になることが多いようです。

東京六大学の中では唯一の国立大学で神宮球場で東大の選手として試合に出ることを夢見て受験勉強に励む受験生も多くいます。ちなみにですが、東京六大学での優勝経験は残念ながらありません。

六大学野球では最下位が定位置ですが一矢報いるべく、文武両道に励みながら野球と向き合っています。

著名な有名人は数多くおり、吉田茂元首相、作家の川端康成、予備校講師、司会者でもお馴染みの林修さんなど錚々たる方々がいます。

野球部出身の方になると、元ＮＨＫアナウンサーの大越健介さんが東大野球部として有名です。

慶應義塾大学の特徴

慶應の学生は慶應ボーイと呼ばれ、お金持ちのイメージが非常に強いです。

幼稚舎から大学まで慶應という超がつくほどのお金持ち、御曹司も数多くいます。日本中から一生懸命勉強をして入学する学生も多く、受験難易度も非常に高い大学です。

慶應出身者は三田会という学閥を作っており、卒業後も非常に繋がりが強いことでも知られております。

上場企業の社長さんは日本で１位というのもまたすごい数字ではないでしょうか。

六大学野球では２０２１年の春季に優勝を果たし、歴代３８回の優勝回数を誇っております。

著名な有名人は行政改革大臣の河野太郎さん、小泉純一郎元首相と言った大物政治家から、嵐の櫻井翔さん、女優の二階堂ふみさん、日本テレビアナウンサーの水卜麻美さんなど芸能人などもたくさんいます。

慶應野球部出身者では、元巨人選手、監督の高橋由伸さんが慶應野球部として有名です。

早稲田大学の特徴

私立大学では早慶と呼ばれるトップ校であり、また、六大学野球でも早慶戦と永遠のライバルとして伝統の一戦となっております。

在籍者が４万人以上と超マンモス大学としても有名であり、全国各地から多くの学生が集まっております。また、多くの学生、著名人を輩出していることでも知られています。

野球部のみならず、陸上部、サッカー部など多くの部活動でも好成績を残しております。

六大学野球では、４６回の優勝を誇り、これは最多の優勝回数となっています。また、プロ野球界にも数多くの名選手を輩出している大学としても知られています。

著名に有名人としては、元大阪府知事、元大阪市長の橋下徹さん、竹下登元首相、フィギュアスケート金メダリストの荒川静香さん、元マラソン選手の大迫傑選手など多くの有名人がいます。

早大野球部出身としてはメジャーで活躍し、現ヤクルトの青木宣親選手、ハンカチ王子こと斎藤佑樹投手などほぼ毎年１名はプロ入りを果たしております。

明治大学の特徴

日本でも有数の人気校で、志望者数が非常に多い大学です。どの学部も非常に倍率が高く難易度もとても高いことでも知られています。

人気、伝統そして歴史もある結果、人脈網も密なことから就職時には有利に働くことも多いです。明大ブランドはブランド力としては非常に強いでしょう。

野球部、ラグビー部、駅伝部と部活動も非常に盛んであり、上記の３つは強豪であることでも有名です。

六大学野球では計４０回の優勝を果たしております。

著名な有名人としては映画監督、コメディアンのビートたけしさん、女優の北川景子さん、俳優の山下智久さんなど芸能人が多く有名人が多数卒業している大学です。

明大野球部としては、星野仙一さん、中日の柳裕也投手などがいます。

立教大学の特徴

落ち着いた印象の大学であり、学生数自体も多くはありません。

キリスト教系の教え、考えが根底にある大学でサークルなどもキリスト教関連のものが多数あることでも知られています。

六大学野球では１３回の優勝と私立大学５大学では一番少ない回数となっております。

著名な有名人としてはタレントの関口宏さん、アナウンサーの古舘伊知郎さんなどが有名です。

立教大学野球部出身者としては、長嶋茂雄さん、アナウンサーの上重聡さんなどがいます。

法政大学の特徴

非常に人気があり、近年では明治以上の人気大学として知られています。大学の近くには靖国神社、日本武道館など歴史のある建物が並んでいます。

名前に法の字がつく通り、元々は法律教育を目的として設立された大学で、法政法学部は日本最古の法学部となっております。

アメフト部を筆頭に部活動も非常に盛んな学校で箱根駅伝でも有名でしょう。

六大学では４６回の優勝と早稲田大学と並び最多優勝回数となっています。

著名な卒業生として菅義偉首相、歌手の甲本ヒロトさん、歌手の秦基博さんなどが有名です。

法大野球部では侍ジャパン監督の稲葉篤紀さん、元侍ジャパン、広島カープ監督の山本浩二さんなどがいます。

東京六大学の就職事情

東洋経済の有名企業への就職率が高い大学ランキング200校によると、東京六大学の順位は以下の通りです。(尚、慶應義塾大学は3名以上の就職先のみを公開しているため、ランキングには含まれていません　出典はこちら　)

早稲田大学:7位
明治大学：23位
東京大学：26位
立教大学：31位
法政大学：45位

就職率は極めて高く、ごく普通の学生生活を過ごしている方であれば困ることはまずないでしょう。

上場企業、有名企業に就職する人も数多くおり、官僚、メガバンク、ＩＴ系、大手メーカーなど錚々たる官公庁、企業に就職している卒業生も毎年数多くいます。

その一方で起業をする人も数多くいることから就職ランキングでは１位に六大学が名を連ねることはありませんでした。

どの大学も歴史と伝統、ブランド力を兼ね備えていることから就職の際に苦労をすることは多くない可能性が高いかもしれません。

ただ、アナウンサー、航空業界など、夢がありその第一志望の企業に入社したいという思いがある方であれば、学生時代に多くの努力をして、経験も数多く積んでおいたほうがいいでしょう。

まとめ

東京六大学についてまとめてみました。歴史と伝統、そして人気も非常にある大学ばかりです。

どの大学も入試難易度が極めて高く、また、日本の各界をリードする多くの著名人、有名人が数多く卒業している大学ばかりとなっておりました。

倍率も非常に高く、難関を突破することは非常に大変ですが、入学後は〇〇ブランドというように六大学出身者というブランドを一生持つことができる大学ばかりとなっております。

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どの大学も非常に難易度が高いですが、受験を考えている方はぜひ検討してみてくださいね。