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田舎の大学って楽しいの?メリット、デメリットをマナビバ調査!

地方在住で東京などの都会の大学に行ってみたい、と思う人は多数います。

その反対に、大都市にいる人は自然の豊かな地方の大学でのんびり生活してみたい、と思う人もまた多数います。

元から田舎に住んでいる人は、田舎の大学がどのようなものか、大体わかっています。しかし、都会の人は田舎の大学について、ほとんど知りません。

今回は、「田舎の大学って楽しいの?メリット、デメリットをマナビバ調査!」のテーマで田舎の大学について説明いたします。

信州大学

田舎の大学のメリット3選

田舎の大学に行くと、どのようなメリットがあるのでしょうか。

  • 都会より生活費がかからない
  • 勉学に専念できる
  • 都会より安全

以上の3点がメリットです。順に見ていきましょう。

<都会より生活費がかからない>

地方は東京などの大都市と比べると賃貸物件の家賃の相場も低めに考えることができます。経済的に打撃を受けにくい、というのは大きなメリットです。

それに対して、都会に出て一人暮らしをするには膨大な生活費がかかります。賃貸物件の費用だけでも高額で、地方都市の平均的な賃貸物件より2〜3万円くらい高くつきます。

もし、地方の自然が豊かな田舎に来たら、首都の東京より物価は安く、特に食料品を調達するにはさほど困りません。ただし、山里離れた所となると、買い物に行くのは少々の不便さを伴います。

また、田舎のキャンパスライフという面では、東京や大阪などの都会から来た学生同士が交流し、食べ物も共同で購入して分割し、安く済ませるのもよくある話です。

<勉学に専念できる>

田舎の大学に行くと、勉学に専念できるのも強みです。

都会では、誘惑が多くて勉学が疎かになる危惧も否定できません。

都会では、生活費を稼ぐためにアルバイトに時間を取られることがありがです。アルバイトをして社会経験を積むのは良いですが、勉強は学生の本分です。それを疎かにしてアルバイト漬けになるのはやり過ぎです。

幸か不幸か、田舎では都会ならではの誘惑がほとんどありません。気晴らしで流行に敏感な街並みを見るという習慣などなく、また流行の洋服をつい高い値段で買い物してしまう癖も付きにくいです。

生活スタイルが学校と下宿先とアルバイト先の往来が中心で、街の中で長時間を過ごすことがありません。その分、勉学に時間を使えます。

<都会より安全>

真似してはいけませんが、田舎では家のカギをかけずに外出しても大丈夫という地域もあります。都会でそのようなことなど危険でとてもできません。つまり、田舎のほうがずっと安全です。

家のカギは必要ですが、隣に誰が住んでいるかわからないような首都圏とは土地柄が違います。街ナカでのキャッチセールスでよくわからずに契約してしまった、などの知識不足や経験不足で大金を失うこともありません。

田舎へ行けば行くほど、ご近所さんから食べ物のおすそ分けの量も増える、と言っても言い過ぎではありません。学生寮があれば低価格で住み込めて、しかも全国から集まった学生と友人になれます。

その他では、交通量が少なく、交通事故に巻き込まれる危険度は都会より低いです。また昔からいる年配者も多いため、組織的な犯罪や事件に遭う危険も少ないです。

四国大学

田舎の大学のデメリット3選

都会から地方の大学に行くと、思わぬデメリットが生じます。

  • 学びたい学部・学科が少ない
  • アルバイトもあまり選べない
  • 最新の技術や流行に疎くなる

以上が主な田舎の大学のデメリットです。順に見ていきましょう。

<学びたい学部・学科が少ない>

まず、学生の本分は学業です。田舎はのんびりの学生生活といっても、遊びに行くワケではありません。

地方の大学には、大規模な総合大学が少ないことが第一に挙げられます。自分の取り組みたい学部・学科が無いのに来てしまった、という話もよくあります。

都会から離れたい気持ちが先行し、自分の望む学部・学科が田舎には無いかも知れず、それでも田舎暮らしをしたくて田舎の大学に来るのは、あまりオススメできません。将来の就職なども考えて、学部や学科はよく検討しましょう。

また、田舎には、地元の学力の高くない学生も大勢います。そういう環境で学生生活を送る可能性もあります。

<アルバイトもあまり選べない>

若い世代には、色々と知りたいこと、やってみたいもの、が多々あります。田舎にはそういう色々な経験をする場が少ないです。

大学生活の4年間、あるいは大学院も含めると6年間、医学部や歯学部、薬学部も6年間ですが、すべて年がら年中ずっと勉強漬けということでもありません。そのことから、一人暮らしを満喫できる、という楽しみはあります。

その楽しむ、ということについては、都会とは別の楽しみ方があります。そこは工夫すればある程度、自分で納得できるでしょう。しかしながら、アルバイトとなると、少し事情が違います。

実際に行った土地の中にあるアルバイトをするのが一般的で、それ以外はネットを通じて何かをする、ということになります。希望のアルバイトは、そのアルバイト自体が都会にしかないかも知れません。

<最新の技術や流行に疎くなる>

田舎の大学に行くと、都会とは違い、遊びや流行については疎くなりがちです。

平日の大学生活でも休日の遊びでも、地方には最新の先端技術や流行がほぼありません。あったとしても、都会より遅れて伝わります。

もっとも、それを承知の上で、時代に敏感ではない緩やかな生活スタイルを敢えて貫く、という考えもあります。時代に振り回されずに自分らしい大学生活を送りたい、という気持ちがあるなら田舎の大学生活も楽しめます。

流行という以外でも、カフェやファミレスやアパレルショップやライブ会場やスポーツ施設なども地方では少ないです。つまり全体に施設や店舗が少ないのです。

それらをネット情報やニュースの範囲で知ることができれば構わない、という価値観があるなら田舎でも大丈夫でしょう。

その他では、生活する上で、人口が少ない地方は電気代や都市ガスの料金が首都圏より若干ですが高めの傾向があります。

東京農業大学オホーツク

都会から田舎へ行く時の注意点は?

<引っ越す時点でかなりの出費>

まず、田舎といえども、転居のための引っ越し費用がかかります

都会ではなくても、一人暮らしを始めるには、生活用品が必要です。冷蔵庫や電子レンジ、テレビその他の家電品を買い揃えたら結構な金額になります。

関西方面の人々などは、あまり馴染みがないかも知れませんが、地方で東京のような入居の際の「礼金」を払うところがあります

「礼金」は、入居しますのでよろしくお願いします、という意味合いの挨拶のお金です。家賃1ヶ月分か、高いところでは2ヶ月分かかります。これは関東地方に限らず、それぞれの地域で家賃の相場を知っておくのが大事です。

転居で借りている部屋から出ていく時の部屋の修繕費などは「敷金」から引かれますが、修繕などで余った金額は後で返してもらえることになっています。しかし、「礼金」は返ってきません。

地域ごとの昔からの風習なので、なかなか「礼金」のシステムを撤廃できずにいる地域もあります。また、「敷金」が1ヶ月分か2ヶ月分かも家主さんや不動産の店舗によって異なります。

その他に保証金など、入居に伴う費用だけで家賃の4〜5ヶ月分くらいはかかります

これ以外に家電品などを買い揃えると、さらに費用がかかります。また、窓のカーテンや布団など寝具類も忘れてはいけません。

入居するだけで、引っ越しの移動や運搬の料金、入居する手続きなどの料金、生活に必要な物品の料金、など総計すると最低でも家賃6ヶ月分くらいはかかる、とみておきましょう。

これを考えていないと、入学することになってから無理やり用意しなければいけなくなり、入学後はどうやって無理やりに用意した金額を返していくかで一杯いっぱいになります。

沖縄大学

田舎の大学進学率は低いの!?

田舎の人たちは、都会の人たちよりも大学進学率が低いです。

その主な理由は、2点あります。

  • 経済力が高くない
  • 大学の受け入れ人数が少ない

<経済力が高くない>

大学進学率の地域差が、すなわち子どもの能力差とは考えにくいです。例えば秋田県は、大学進学率は約40%と低く、47都道府県の下から4番目です。

しかし、秋田県の子供の学力は全国でも例年トップレベルです。これを見れば秋田県の子どもたちが大学受験で不合格になっているとは思えません。

それに対して、首都の東京は自宅から通える大学が多いこともあり、大学進学率はほぼ70%です。大学が都市部に集中していることで大学進学の費用負担など経済的な理由や自宅から通学できる安心感などで進学率が高いとも言えます。

これに加えて、日本の大学の学費は高額なので、大学生を持つ親世代の収入も大きく影響します。経済力の地域差は大学進学率の差につながっています。

例えば学生を持つ45~54歳のお父さんたちの所得がどれくらいかというと、東京都は男性の年収の中央値が約700万円であるのに対し,秋田県は約450万円です。

沖縄県に至っては約370万円です。たしかに地方は生活費が安く、収入が少なくても何とかなるかもしれません。しかし、大学の授業料などは東京とあまり変わりません。

これらのことから、田舎の人たちは簡単に上京できないことに加え、地元の大学に進学するにも相応の経済的な負担を強いられるため、経済力のあまりない家庭では大学進学を断念することもあります。

<大学の受け入れ人数が少ない>

大学進学率の地域格差の要因は、親世代の経済力の差だけではありません。

田舎は大学の数そのものが少なく、さらに大学の規模も小さい学校が幾つかあります。それに対して都会は大学が沢山あり、大学の受け入れ人数にも余裕があるから入りやすい、という見方もできます。

親世代も、大学・大学院を出ている人の割合は東京都では約40%あるのに対し、先述の秋田県では約14%しかいません。

この「親世代が大卒かどうか」も田舎の大学進学率と関係が深いようです。伝統的に家庭の経済力だけでなく、元から大学の数が少なく、大学ごとの学生数も少ない状況のため、田舎には大学が独立して経営をするのが難しいとも言えます。

大学の学生数が少ないと、大学が受け取る授業料の合計金額も少なくなります。大学は、設立するからには運営できないと破綻してしまうので、必然的に学生が集まりやすい都会に大学を持つことになります。

収益の見込みが立ちにくい田舎への設立は避ける、という構図が進んでいきます。そして、この傾向は拡大しています。田舎の大学は、さらに少なくなる懸念があります。

文部科学省・学校基本調査

https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/kihon/kekka/k_detail/1419591_00005.htm

ノースアジア大学

まとめ

今回は、田舎の大学は楽しいか、メリットとデメリットにはどんなものがあるかをまとめてみました。

田舎の大学のメリットとして、

  • 都会より生活費がかからない
  • 勉学に専念できる
  • 都会より安全

の3点がわかりました。

また、デメリットとして、

  • 学びたい学部・学科が少ない
  • アルバイトもあまり選べない
  • 最新の技術や流行に疎くなる

の3点があります。

田舎の大学の環境は都会とはかなり違います。田舎の人たちの家庭は経済力が高くないことや、大学の受け入れ体制が十分ではないこともあり、大学進学を断念していることもあります。

そのような田舎の大学に行って学生生活を送るなら、相応の決心が必要です。

田舎の大学に入学したら、その地元の人たちの分まで勉強するくらいの気持ちを持ちつつ、都会のきらびやかな生活とは一線を画して地味ながらも穏やかに過ごす、という田舎ならではの楽しい大学生活を満喫しましょう。

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