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小学生でLINEは早い?もうスマホは持たせるべき?マナビバ調査!

 現代では、スマートフォンの普及により、小学生からスマートフォンを持つ子どもが増えてきています。内閣府の「令和元年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、インターネットを利用している小学生のうち、自分専用のスマートフォンを使用している小学生は小学生全体の40.1%です。スマートフォンは便利な反面、危険もたくさんあります。今回は、小学生がスマートフォンを持つことによるメリットとデメリットを解説していきます。持たせるか迷っているご家庭や、持たせているけど心配しているご家庭はぜひ参考にしてくださいね。

スマホを持たせるメリット

 スマートフォンを持っている人はよく分かる通り、とても便利ですよね。正しく使えば小学生でも安全で生活をより快適にすることができます。

①友達とコミュニケーションがとれる。

 スマートフォンの特徴の一つに、誰とでも、どこでもコミュニケーションが取れるという点があります。仲のいい友達がいると、毎日の生活も明るくなりますし、学校生活も楽しくなります。学校ではあまり話せなかった日や習い事や用事で放課後遊べない日、クラスが異なるため、全然話せない友達とも、スマートフォンを使えば放課後に話をすることができます。そうすると、友達の幅を増やすことができますし、より深い仲になることができるでしょう。悩みを相談したり、学校を休んだ日の様子を聞けたり、助けあうことができます。

②子どもと連絡がすぐに取れて安心する。

 小学生の子どもにスマホを持たせる理由としてよくあげられるのが、居場所の確認や把握です。遠距離の学校に通学したり、公共の交通機関を使って学校や塾、習い事に通ったりする場合、子どもがいる位置がわかることは、保護者にとっては大きな安心材料になります。帰宅が遅いときなども、むやみに心配せずに待つことができますし、LINEを使えば、お迎えや緊急時の連絡も簡単にできます。

 また、最近は固定電話を引かないご家庭も増えてきており、それに代わる連絡手段としてスマホを持たせるということもあるようです。共働きをしているご家庭では、顔を合わせない時間のコミュニケーション手段として利用することができます。

 スマホがあれば、大規模自然災害の際に保護者がそばにいなくても避難経路や避難場所を調べたり、メッセージを残したりすることもできます。子どもの安全を守るために、重要なアイテムになり得るでしょう。

③分からないことをすぐに調べられる等、情報を得られる。

 アプリや動画配信などを学習に活用しているご家庭やお子さんもいるかと思います。最近はさらに便利なアプリや様々な人が学習に関する動画をアップロードしているので、学習に関する面においても便利なツールと言えます。分からない言葉や単語もすぐに調べることができますので、辞書代わりにも使えますね。

 また、ネットニュースを活用すれば社会情勢などにも目を向けることができます。仕事について調べることで、将来の夢について選択の幅を広げることもできますし、興味・関心のある分野の知識を増やすこともできます。

スマホを持たせるデメリットと危険性

 このように、便利な面がたくさんあるスマートフォンですが、使い方を間違ってしまうと、トラブルや犯罪に巻き込まれたり、生活の質を低下させてしまう恐れがあります。「こんな危険があるんだ。」と知っているだけでも、対策になるので、ぜひお子さんと一緒に確認しましょう。

①トラブルに巻き込まれやすい

LINEのトラブル

 LINEはスマートフォンを利用している人のほとんどの人が使っているサービスです。メッセージを送ったり無料電話をしたりすることができます。しかし、文章や電話でのコミュニケーションは相手の顔が見えないので誤解を生みやすいです。特に文章でのコミュニケーションは声のトーンやニュアンスも伝わらないため、自分の意図を正確に相手に伝えるのは難しいです。

 例えば、冗談やイジリのつもりで、悪口のようなことを言ったとします。直接会話をしている場合は、半分笑いながら言っていたり、声のトーンなどで冗談であることが分かります。しかし、文章や電話だとその判断がしにくいです。また、言った方は相手が傷ついているかどうか、表情で判断することができないため、繰り返し言ってしまったり、エスカレートしてしまったりします。このように解釈のずれがどんどん広がっていきます。

 このような流れで、ケンカやいじめに発展するケースが数多くあります。友達とやり取りをする際は、受け取った側がどんな気持ちになるかを考えて発信することが大切です。

 また、軽い気持ちで連絡先を他の人に教えてしまうというトラブルもあります。LINEアカウントであっても、個人情報であることには変わりません。電話番号や住所を他の人に勝手に教えるのと同じようなものです。その人がお互いに仲の良い友達同士であっても、連絡先を聞かれた場合は必ず教えてよいか本人に確認するようにしましょう。

SNSのトラブル

 次に多いのがSNSのトラブルです。InstagramやTwitter、TikTokなど様々なSNSに簡単に登録することができます。SNSでは気軽に写真や動画を投稿したり、思っていることを文章にして発信することができます。SNSに投稿するときには、たくさんの人に見られているということを常に意識したいものです。何かを投稿するということは、写真や動画を道行く人に見せて歩いたり、大きな声で思ったことを叫びながら歩いているのと同じようなものです。誤解を与えるような発言や、他の誰かを巻き込むもの、他の誰かにとってマイナスとなるようなことには特に注意が必要です。

 また、写真や動画に映っているものから住所や学校、本人を特定されてしまうという事例もあります。写真や動画を投稿する際には、十分に気を付けましょう。また、自分だけでなく、他人を巻き込む危険性もあります。 人には肖像権という権利があります。肖像権は、自分の肖像(特定の人間の外観を表現した絵画や写真、彫刻である。個人の識別に必要な身体の部位である顔を含む上半身あるいは全身が題材となることが多い。)を勝手に撮影されたり、絵に描かれたり、加工・公開などの使用をされない、という権利です。 法律で定義されていないため、侵害しただけでは罪に問われることはありませんが、損害賠償請求がされる可能性はあります。写真や動画を投稿する場合には、一緒に映っている人に必ず許可をとり、他人の個人情報が含まれる場合は、切り取ったり、ぼかしたりするなどの配慮が必要です。 

 SNSでのトラブルは、ただ単にケンカになる、仲が悪くなるで済まず、そのひとの人生を狂わしてしまう可能性があります。個人情報や肖像権というものを十分に理解したうえで、SNSを利用するよう心がけましょう。

ゲームなどアプリの課金のトラブル

 さらに気を付けたいのが、ゲームなどのアプリの課金によるトラブルです。アプリでは、ボタン1つで簡単にものやサービスを買うことができます。お金を直接支払うことがないので、お金がかかっていることや、どのくらい支払っているか、量感覚が鈍くなってしまいます。

 7歳の男の子が、親の財布からクレジットカードを抜き取り、スマホゲームに課金してしまったという事例があります。クレジットカードの仕組みは理解していないが、「数字を入力すれば買い物ができる便利なカード」くらいの認識で使ってしまったのかもしれません。

 親のメールアカウントなどを子どもと共有している家庭も多く、決済情報がアカウントにひも付いていて、子どもがいつのまにか買い物をしている事例もあります。親が使っていた古いスマホをゲーム用として子どもに貸していたら、アカウント情報や支払い情報がそのまま残っていたため、課金されていたというケースもあります。

 子どもがまだ小さかったとしても、親は親、子どもは子どもでそれぞれアカウントを作って、なおかつ子どもが使うスマホにはフィルタリングをしておくなどの工夫が必要です。警視庁が発表しているデータでは、SNSで犯罪に巻き込まれた子どもの9割近くが被害時にフィルタリングを利用していなかったというデータもあります。親もまたフィルタリングの重要性をしっかり認識しておくことが重要です。また、物理的に使えなくするという対策だけでなく、お金についての感覚もしっかりと身に付けさせるよう、内面的な対策もするようにしましょう。

 

小学生のお小遣い事情はこちら!お金についても見直しましょう!

②学習に集中できなくなる。

 スマートフォンは持ち運びがしやすく、気軽に触れるため、ついつい見てしまいがちです。特に学習中など、気が進まないことをしているときは集中が切れやすくなります。目に見える位置にスマートフォンがあると、気が散ってしまい、いじりたくなってしまいます。

 集中せずに学習をすると、内容が頭に入ってこないですし、せっかくの勉強時間を無駄に過ごしてしまうことにつながります。後ほど解説する「スマホを持たせるときに気を付けたいこと」の項目を参考に、時間についてのルールを考えましょう。

③言葉でのコミュニケーションが希薄になる。

 スマートフォンを持つようになると、LINEでのやり取りが多くなります。LINEでは、スタンプを送ったり、細切れにしていくつも文章を送ることができるので、言葉を省略したり、単語だけで会話したりする傾向があります。その癖が日常会話でもとれず、「お母さん、(学校に提出する参観日の)プリント(書いてくれた?)」というように、相手に伝わるような会話を考えることができなくなります。主語と述語を意識したり、詳しく話したりできるようにしましょう。そのために、意味が推測できても、文章として成立していなかったら言い直させたり、できるだけ直接会話をするようにしたりしましょう。

スマホを持たせるときに気を付けたいこと。

 上記のようなデメリットや危険性を対策するためには、あらかじめスマートフォンの使い方についてのルールを親子で決めておきましょう。後からルールを決めると子どもは納得しにくいですし、買った後にルールや決まりについて話をしても、すでに使える状態であるため、「買ってもらったから、聞いたふりしてその場をやり過ごそう。」「無視して使い続けよう。」と聞く耳を持たない場合があります。また、ただ無理に取り上げたり、使用禁止にしたりすることも、「取り上げられた。」という事実だけにしか子どもは注目しないので、効果は薄いです。どうしてその行為がいけなかったのか、理由に目を向けさせるためにも、事前に危険性について話し合っておくことが必要です。

 以下の点について、話し合っておくとよいでしょう。

  • スマホを使っていい時間
  • 学習中や、就寝時などに保管しておく場所
  • SNSの使い方(登録するかどうかも含めて)
  • LINEの使い方

 小学生のうちは、できるだけお家の人が内容をチェックできるようにしておくことをおススメします。内容を全てみられるのが望ましいですが、思春期を迎えるとお家の人には話したくないこともあるでしょう。LINEであればトーク画面を全て見せなくても、誰とトークしているのかが分かるように、トークの一覧を見せてもらう等、一部を見せてもらったり、1週間に1回など頻度を決めたりして、親子関係が悪化しないようなるーるになるといいでしょう。

 ルールを決める際も、「こういう事件があって心配だから。」「〇歳まで。」等、子どもが主体となるような決め方がいいですね。

まとめ

 時代の進歩に合わせて、ツールはどんどん進化していきます。何でもできるからこそ、使う側の人間によって、良いものにもなりますし、悪いものにもなります。

モラル面の教育についてしっかり考えながら、便利で生活を明るくする道具としてスマートフォンを使っていきたいものです。メリットやデメリットを比べ、お子さんに照らし合わせたときに、まだ難しいと判断したならば、理由をお子さんに話したうえで、持たせないというのも正しい選択です。

 また、保護者の方がしっかりと管理できる自信がないのであれば、持たせることを見送るのも一つの手です。「みんな持っているから」と世間の声に惑わされるのではなく、あくまでも「自分の子にとってどうなのか。」で考えるようにしましょう。

 

 

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