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子どもの足で1キロは何分?通学路で注意したいことや、ベストな距離をマナビバが解説!

 小学校以上になると、自分の足で家から学校まで登下校しなければならない人が多いでしょう。一人で通わせるのは不安という保護者の方もいるかと思います。今回は、通学の距離や目安、また、通学することで得られる成長や気を付けたいことについて解説していきます!

子どもの歩くスピードと適正距離

 子どもの歩く速さは、小学生で1km進むのに15~20分程度と言われています。大人は1Km歩くのに10分ちょっとですから、通学時間を考える際は、大人の速さで考えないよう注意しましょう。

 文部科学省から出されている「公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等に関する手引き」によると、小学校の適正な通学距離は4km以内とされています。しかし、4kmの場合、1時間以上通学に時間がかかることになります。その分、朝早く出なけらばならないですし、帰りが遅くなります。特に下校に時間がかかると

  • 暗くなり、不審者や交通事故に合う危険が高まる。(特に冬)
  • 放課後の習い事に行くのが遅くなる。
  • 友達と遊ぶ時間がなくなる。
  • 家庭学習の時間が減る

等のデメリットがあります。ですから、1~2km程度がベストな距離だと言えます。

 また、学校に着いてから、靴を履き替える、カバンから荷物を出す、宿題や提出物を出す、手洗いうがいをする、トイレに行く等、意外と時間がかかります。ですから、登校時間の5~10分前くらいには到着できるように家を出るのが良いでしょう。

通学時に成長できること

 通学は、ただ単に家~学校間の移動というだけでなく、通学中に成長できることや身に着く力があります。

①季節の変化を感じられる。

 現代は、ゲームやインターネットの普及や社会情勢の変化(不審者が多くなった等)により、外で遊ぶ子が減り、室内で遊ぶ子が増えてきました。そのため、外に出る機会が減っています。ですから、通学中は自然に触れ合う貴重な機会と言えるでしょう。暑い、寒い、雨が降りそう、匂い等、五感を使って自然を感じられるでしょう。子どもたちは様々なことに興味をもちますし、日常の中からいろいろな発見をします。登校時や下校時の違いを比べるだけでもたくさんの気づきがあります。このような力を養うためにも、適度な距離を歩くのは良いことと言えます。

②コミュニケーション能力が高まる。

 通学中は、友達と話しながら登下校することができます。学校では、休み時間は5~10分ですし、周りにクラスメートや先生がいるため、意外とそこまで深く話をすることができません。ですから、15分~30分ゆっくり友達と話すことができるのは、とても貴重な機会だと言っていいでしょう。また、現代はスマートフォンの普及により、直接対面してやり取りをする機会が減っています。コミュニケーションは、言葉だけでなく、表情や抑揚、間の取り方なども重要な要素です。これらは直接会話をすることで高められます。コミュニケーション能力の向上のためにも、通学時間を有効に活用してみてはいかがでしょうか。

③基礎体力を向上させられる。

 歩くことは運動にもつながります。①でもお話ししたように、外で遊ぶ機会が減っているため、運動の機会も少なくなっています。また、学校でも高学年になればなるほど、休み時間はグラウンドではなく、教室で過ごすことが多くなる傾向にあります。ですから、運動をする機会は年齢が上がるにつれて、どんどん減っていくと言っていいでしょう。毎日運動する機会を確保するという意味でも、通学で適度な距離を歩くということは大切です。

 このように、通学では得られることもたくさんあります。ですから、家から学校までの距離があまりに近すぎると、上記のような学びの機会が減ってしまう恐れもあります。もちろん、防犯の観点では家と学校の距離が近いことは安心・安全だと言えます。それぞれのメリットやデメリットを意識し、デメリットの対策を事前に考えることで、登下校の時間を有意義にすることができるでしょう。

通学で注意したいこと

 通学は、保護者の目を離れて、子どもたちだけですることが多いです。子どもは大人に比べて注意力が低いため、身の回りの危険に意識が届かなかったり、目の前のことについつい夢中になってしまうことがあります。以下の項目について事前にお子さんと話し合う等、対策を立てておくと安心でしょう。

①交通事故に注意。

 通学時に最も注意が必要なのは、交通事故だと言えるでしょう。子どもたちは、時には遊びながら、走って登下校をしたり、反対側の歩道にいる友達を見つけて、突然道路を横断したりします。そのため、交通マナーのついて、それぞれの家庭でしっかり話をしておく必要があります。

 また、見通しの悪い交差点や交通量の多い道路など、環境に問題がある場合もあります。事前に子どもと一緒に通学路を歩き、危険な部分を確認して共有しておくことも大切でしょう。

②子どものより道に注意。

 子どもは興味が分散します。そのため、道路に虫を見つけたり、花を見つけたりすると立ち止まって観察することがあります。登校には想定の倍、時間がかかることもあるので注意が必要です。

 また、下校時に友達の家にそのまま遊びに行ってしまう、ということが低学年には多いです。「登下校は寄り道しないでまっすぐ家や学校に向かうんだよ。」と登下校のルールを確認しておくといいでしょう。

 心配な場合は、GPS機能のあるキーホルダーなどを持たせることをおススメします。「キッズスマホ」や「キッズケータイ」等を持たせているご家庭もあるかと思いますが、学校によってはスマートフォンの持ち込みを禁止している場合もあります。子ども同士のトラブルのもとにもなりますし、担任からの印象が悪くなってしまうこともあるため、おススメしません。どうしても持たせる場合は「人がいるところでは出さない。」というルールを決める等、配慮が必要でしょう。

③熱中症対策をする。

 暑さ対策をしないで、30分近くも運動を続けるのは、大人でも厳しいです。子どもは地面に近いので、体温が上昇しやすく、なおさら暑さ対策は必須と言えるでしょう。帽子をかぶる、タオルを持たせる、冷感タオルを使用する、水筒を持たせる等、熱中症の対策を忘れないようにしましょう。現在では、水筒を持たせるのを認めている学校が多いですが、こちらも学校のルールを確認しておくと良いでしょう。命に関わる問題とも言えますので、ルールが定められていない場合は、学校にお問合せしてみることをおススメします。

④誰かと一緒に行く。

 一人で登下校することは、不審者に声をかけられたり、連れ去られたりするリスクが高まります。近くに住んでいる子、自宅の方向が同じ子と一緒に登下校することをおススメします。また、低学年では、登下校中にケガをしたり寂しくなったりして、泣いてしまうということもあります。その際に高学年の子がいると、何とか学校に連れていき、担任の先生に報告してくれたり、励ましてくれたりと面倒を見てくれることが多いです。近所に頼れる高学年の子がいる場合は、一緒に行ってもらえるようお願いすると良いでしょう。

⑤お迎えは気軽に行かない。

 歩くのが大変だろうと考え、ついつい学校まで車でお迎えに来てしまうご家庭が多いです。しかし、それは「通学時に成長できること」の機会を奪ってしまうことにつながります。また、子ども楽をしたがる性格に育ってしまう危険性もあります。予定がある場合や、ものすごく天候が悪い場合など特別な事情がある時は仕方がありませんが、登下校はなるべく自分の力でさせるよう心がけましょう。

 

 

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まとめ

 このように、ただ単に登下校と言っても、身に着く力がたくさんありますし、気を付けなければならないこともたくさんあります。子どもたちの成長のスピードはとても早いです。せっかく時間を使うのであれば、意味のあるものにしたいですよね。登下校について気にしていなかったご家庭も、これから登下校について考えるご家庭も、子どもの危険を事前に減らしつつ、どのように成長を促すかという視点で考えてみてはいかがでしょうか。

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