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学校推薦型選抜とは?その特徴や仕組みをご紹介

近年の教育改革で、推薦入試は学校推薦型選抜へと変更されました。専門家や有識者の間で問題となっていた入学者の学力問題を解消するために、高校時代の実績といった生活面の評価だけでなく一定水準の基礎学力が求められるようになっています。

したがって、これまでのように高校時代の成績で合否を分けられるような推薦入試対策は、有効ではなくなってしまいました。今後の情勢に合わせてどのように学習や試験の準備をしていくべきなのか、今回は学校推薦型選抜の特徴や仕組みをご紹介していきます。

学校推薦型選抜とは

学校推薦型選抜とは出身高からの推薦を受け、出願が可能となる選抜方式を指します。推薦を受けられる条件が設定されているケースもあることから、誰でも出願が可能なわけではありません。

学校推薦型選抜は大きく分けて2つの方式に分かれます。

1つ目は「公募制」です。「公募制」は、出身校の校長から推薦にプラスして、大学側が設定した条件を満たした場合に出願が可能となる制度です。公募制一般選抜・公募制特別推薦選抜に分かれており、前者は成績を基準とした選抜、後者はスポーツやボランティアなどの活動による選抜の出願が可能な形態になっています。

2つ目は「指定校制」です。私立の大学で主に行われる選抜方式で、国公立ではあまり見られません。大学側が指定する高校の生徒が出願の対象となります。現役の高校生、または合格した場合必ず入学する専願に限られる、といった特徴を持ちますから留意しましょう。

近年では他の大学との併願を許可している大学も増えており、受験生の意欲が評価対象であることに変わりはないものの、併願許可大学同士であれば専願である必要はありません。

国公立と私立での違い

国公立大学における学校推薦型選抜は、私立大学に比べて高い成績・学力水準を求められるケースが多い特徴を持ちます。また募集人数が比較的少なく、出願前に学校内で選抜が行われる場合もあります。

試験では面接や学科に関連する小論文の提出を求められ、また学力による評価は必須項目となります。一般的な出願・試験・合否発表のスケジュールは、11月初頭から12月末までの時期です。

私立大学における学校推薦型選抜は、国公立に比べ厳しくはない、といわれています。学生の4割が学校推薦型選抜での入学であるといいますから、大学側から見ても重要な入試形態です。基礎学力テストや適性検査といった試験で能力を測られます。他にも面接・プレゼンテーション・実技試験が行われる場合もあり、高校での実績が基礎的な評価基準となりますが、共通テストの結果や学力テストを加味する学校も増えています。

また私立の場合は「スポーツ推薦」「有資格者推薦」「課外活動推薦」といった推薦型選抜もあります。高校時代の競技における成績やTOEICや簿記検定などの検定資格、ボランティア活動や部活動での活躍を対象に、選抜を行っています。一般的な出願・試験・合否発表のスケジュールは、10月初頭から12月初頭までの時期です。

学校推薦型選抜対策には自己表現力と学力養成が大切

学校推薦型選抜では普段見出すことの難しい主体性・多様性・協働性といった要素を、面接や志望理由書で回答するスキルを付けておくことが求められます。自身がどうして大学へ進み学問を修めるのか、多様な方法で自己主張・表現できる力が試されているのです。

また学力も同様に重視される傾向は年々強まっています。共通テストの受験が必須項目であるケースも増え、評価基準を超えるだけでは合格できなくなってきました。

こうした情勢を踏まえ学習塾やオンライン学習サービスでは、学校の成績向上だけでなく、面接や志望理由書での自己アピールサポートを展開している事業者も増えています。教育改革で重視されている基礎学力についても共通テストのニーズが高まっていることから、一般入試と推薦入試の両立したケアが教育現場で求められるようになりました。

標語として、学力の3要素の向上があげられています。「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」これら3つが学力の要素です。入学者の選抜においては、こうした要素の多面的な評価が求められています。受験対策もこうした観点を新たに持って、進めていく必要があります。

まとめ

学校推薦型選抜には全国から受けられる公募制と、決められた高校からの入学を受け付ける指定校制があります。以前は専願が基本の考え方でしたが、近年併願を認める大学が増えています。

また以前は高校生活の成績での評価が主流となっていましたが、教育改革の中で一定水準の基礎学力が同時に求められるようになりました。共通テストの結果を加味されるケースも有ることから、一般入試の学力対策も必要になってきています。

今後ご自身やご家族が学校推薦型選抜での進学を視野に入れているという方は、参考にされてみてはいかがでしょうか。

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